テレワークのQOLを爆上げ! iPad導入で捨てられるもの6選

iPadを持つと捨てられるもの

 仕事環境改善は、多くのビジネスパーソンにとって興味の的だ。デスク回りのガジェットや便利グッズ等は誰もが気にしているカテゴリーだし、2度目の緊急事態宣言の影響でテレワークを再開する企業が多くなると、その勢いはますます加速しそうだ。

 iPadは仕事だけでなく、普段の生活の質を上げてくれるという意味で非常に役立つツールだ。しかし、iPadは未だに「クリエイター向け」と言ったイメージを持っている人が多いのも事実である。

 実際には、iPadはクリエイターのみならずあらゆるビジネスパーソンにとってQOL(Quality of Life)を爆上げしてくれるアイテムなのだ。iPadを導入するだけで仕事や生活が豊かになると言っても過言ではない。この記事では、iPad Proを愛用している筆者が、iPadの導入によって「捨てられたもの」を紹介する。

メモとペン


 まず圧倒的に便利だったのは、紙のメモとペンを用意する必要が無くなった点だ。iPadとApple Pencilを持っているだけで、急にメモが必要になった場合でもいちいち紙のメモを取り出してメモをする必要がない。

 この利用方法は在宅でも外出先でも威力を発揮する。在宅の場合は机の上にごちゃごちゃとメモ用紙やペンを置いておく必要がなくなるし、書いたメモを捨てる必要もない。外出先ではさらに顕著で、シンプルに持ち歩く荷物が減る。ゴミが出なくてエコでもある。

 多くの人は、スケジュール調整を手帳やアプリで行っていると思うが、特にアプリで管理している場合、一旦メモした内容をいちいちアプリに入力し直し、捨てるという行程が必要となる。iPadであればマルチディスプレイでサッと入力し、メモは削除するだけなので便利だ。

 オススメのメモアプリとしては、Apple純正のメモアプリや「GoodNotes 5」を挙げておこう。

紙の手帳


 「メモとペン」の章で少し言及したが、紙の手帳を未だに使っている人は少し考え直した方がいいかもしれない。今の時代、紙の手帳だけでスケジュールを管理するのは非効率と言わざるを得ない。ここではまず、デジタルでスケジュール管理をする利点からまとめたい。

 紙の手帳が非効率である理由は主に二つ。一つ目は、手帳のレイアウト変更や書き足し等の作業が面倒だという点。紙の手帳の場合、マンスリーとウィークリー、デイリー等必要に応じてレイアウトされたダイアリーを用意する必要がある。多くの人がいくつかのタイプを併用していると思うが、それらをいちいち開いて書いたり確認するのは手間だ。

 その点、デジタルで管理する場合、ウィークリーやデイリーなどがワンタップで切り替わる。書く場所が少なくなっても拡張できるし、圧倒的に自由が利くのだ。

 もう一つの理由は、デジタルでスケジュール管理する場合、同時にタスク管理も行える、という点も挙げられる。紙の手帳では整理しきれないスケジュールやタスクが、デジタルで管理することにより、一つのアプリ内で優先順位を付けたり、自動的に見やすく整理してくれるなどの機能もある。

 ここでiPadの登場だ。iPadで利用できるアプリにはタスク管理やスケジュール管理が効率的にできるアプリが山のように存在する。そしてそれらの多くはPCやスマートフォンにも同期が可能だ。

 スケジュールやタスクが多く、小さな画面のスマホでは管理しづらいという人でもiPadなら利用しやすい為、特に忙しいビジネスパーソンにはオススメしたい。「Googleカレンダー」やGoogleのタスク管理アプリ「ToDoリスト」、「TickTick」というアプリが有名だ。

本や本棚


 iPadを持っていれば、金輪際本や本棚は必要がなくなる。今後は欲しい本は全てKindleで購入しよう。今まで持っていた本も、なるべくデジタル化することで家での書籍の占有率も大幅に下がるだろう。

 Kindleの専用デバイスを持っているからiPadはいらない、という方もいると思うが、一概にそうも言えない。確かに、文庫本など画像等があまり入っていない書籍の場合はKindleデバイスの方が利用しやすいのは確かだが、図解やイラスト、写真がたくさん入っている書籍の場合はその限りではない。

 iPadひとつで大画面で書籍や雑誌、資料を見ることができるのは大きな利点だ。

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