嵐、活動休止後のSNSはどうなる? 5人と遊んだ“秘密基地”として残っていくことへの期待

 嵐が活動休止を迎える“その時“まで、あとわずか。寂しい気持ちに包まれる一方で、彼らが残してくれたいくつものギフトを見つめていると、やはり自然と頬が緩む。特に2019年11月、一斉に開設したSNS。YouTubeのチャンネル登録者数が313万人、フォロワー数はそれぞれTwitterが245.9万人、Facebookが39.4万人、Instagramは431.7万人、TikTokが520万人を数え、その人数は大晦日に向けてさらに伸びを見せている(2020年12月30日現在)。

 ただでさえ、国民的人気アイドルグループとして多忙な日々を過ごしていた嵐。加えて2020年いっぱいでの活動休止を宣言したことにより、各メディアにひっぱりだこな状態に。そんな中での一斉開設。通常であれば、手が回らなくなりそうなものなのに、嵐は各SNSの特徴を踏まえたコンテンツを戦略的に展開していくのが印象的だった。嵐が嵐として表現できるものを全て出しつくそう、そんな姿勢が伝わってくる日々となった。

 YouTubeでは、これまでのMVやライブ映像などを公開し、これまで嵐の作品に深く触れて来なかった層にも、改めて嵐の楽しみ方を教えてくれた。オンラインライブに向けて、チケットの取り方やコールのタイミングなど、これまでファン同士で補い合ってきた情報をメンバー自らが提示。オンラインに不慣れな年齢層や、初めてライブを見るという新規ファンにも寄り添う姿勢が、より嵐の株を上げていく。

 そして、Twitterでは速報性のある告知に加えて、リアルタイムでのコミュニケーションが取りやすい特性を活かして、最新アルバム『This is 嵐』の収録曲を同時に再生して楽しむ「嵐リスニングパーティー」などの企画も実施。メンバーとファンとが同じ時間を過ごしている体験をプレゼントしてくれた。

 Facebookでは、より忙しい大人世代に向けたアプローチを展開。Netflixのドキュメンタリー最新話、YouTube動画などが更新されるごとにリンクが投稿されるなど、最新情報が整理されてまとまっている印象。いわゆる「今、嵐はどうなってるの?」がノイズを最小限にした状態で確認できた。

 そして、改めて彼らのアイドル力を発揮したのがInstagram。アイドルがSNSをすることで、ファンに喜ばれるのはマスメディアにはない身近さ。忙しさを極める中でも、トレーニングや髪を切るシーンなど日常のルーティーンをマメに情報を更新していった。「これは撮るほどでもないか」となりがちなところも、ファンにとっては貴重な一瞬。ファンが喜んでくれる瞬間を察知して、継続的にアップしていくこと。その絶妙な感覚と実行力は、長年嵐として生きてきた彼らだからこそ、すぐにつかめたもの。

 さらに驚くべきはTikTokでの人気だ。日本全国の高校1年生~3年生の男女を対象にしたLINEリサーチによる調査によると、TikTokの女子高生認知度は100%、高校生の約4割がTikTokを使っているという結果に。さらに、女子高生の一番好きなTikTokerに嵐が輝いている。その理由には「国民的アイドルとは思えないことを投稿してくれる」「TikTokに挑戦してる姿がかっこいい&かわいい」という声が。(参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002772.000001594.html

 実際に、彼らのTikTokを覗いてもらえれば一目瞭然だが、大野智がバランスボールを乗り渡ってみたり、二宮和也&相葉雅紀が身体を組み合わせて連続でんぐり返しをしてみたり……と体を張っている様子も少なくない。また、SNSで人気の「踊ってみた」系動画や、5人が寝転がって繋がって様々な動きをする動画、さらに手品を披露して驚いてみせる動画など、友だちと真似したくなるチャレンジも数多く見受けられる。

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