iPhone 12 Proは世界最速のスマホーーアプリ読み込み速度でSamsung Note 20 Ultraに勝利
『PhoneBuff』は11月4日、スマホのアプリ読み込み速度テストの結果、「iPhone 12 Pro」が「Samsung Note 20 Ultra」を破り、世界最速のスマホの称号を得たことを発表した。
アプリのスピードを同じ条件で比較
主な仕様は「iPhone 12 Pro」が「3.1 GHz Apple A14 Bionic、6 GB RAM、NVMe Storage」。対する「Samsung Note 20 Ultra」は「3.1 GHz Qualcomm Snapdragon 865+、12 GB RAM、UFS 3.1 Storage」だった(参考:https://www.phonebuff.com/speed-test)。
このテスト結果を受けて『MacRumors』は、詳しく報じている(参考:https://www.macrumors.com/2020/11/04/iphone-12-pro-wins-app-loading-speed-test/)。
このパフォーマンステストでは、それぞれの機種がFacebook、カメラアプリ、Microsoftアプリ、Adobe Rush、ゲーム等、一連のアプリを開くのに要する時間を測定した。
「iPhone 12 Pro」は、Adobe Rushでのビデオのレンダリング等のテストで大きく前進し、ゲームの立ち上げでもリードを維持した。「iPhone 12 Pro」が、1周目でアプリを開くのに1分41秒を要したのに対して、「Samsung Note 20 Ultra」は1分55秒だった。
スマホのバックグラウンドでのアプリ実行を測定する2周目では「iPhone 12 Pro」の42秒に対して、「Samsung Note 20 Ultra」は46秒だった。その結果、「iPhone 12 Pro」がテスト時点で入手可能な最高のパフォーマンスのスマートフォンだということが証明されたと同メディアは伝えている。「iPhone」としては20カ月ぶりの王座返り咲きだという。
サイズは、小さいのと大きいのどちらがいい?
速度は重要な要素だが、スマホを選ぶ際に考慮するのはそれだけではない。iPhone 12 シリーズでは、iPhone 12 mini(5.4インチ)からiPhone 12 Pro Max(6.7インチ)まで、4モデルあり、サイズに幅ができた。小さいものも大きいものも一長一短あり『The Verge』は映像を交えながら詳しく解説している。
まずおさえておきたいのは、このインチはスクリーンのサイズであり、その外側のベゼルがスリムになり薄くなったため、大画面の割には手に持った感覚は小さくなっているということだ(参考:https://www.theverge.com/21551240/iphone-12-mini-vs-pro-max-hands-on-photos-comparison-apple-size)。
iPhone 12 miniは、てのひらに収まり、片手でスイスイ操作できる。ボディが小さいということは、バッテリーの容量も小さくなっており、バッテリーの持続時間は自ずと短くなる。
iPhone 12 Pro Maxは、史上最大のiPhoneだ。バッテリーも長持ちし、映画等を観る際には、スマホとしては大画面で、迫力があるだろう。また、画面が大きいため、両手で丹念に作業する際は、操作しやすい。しかし高級モデルのため値段は高くなる。
エントリーモデルに比べて、ハイエンドモデルでは、機能も充実しているため、自分に必要なものがあるかもチェックしたい。