アバンティーズ・ツリメ、新型コロナ感染の体験を語る ファンが“コロナ慣れ”から気を引き締める契機に

 新型コロナウイルスに感染したYouTubeチャンネルの運営者といえば、元プロ野球選手の片岡篤史氏が思い浮かぶ。4月14日、「コロナウィルスに感染しました」と題した動画で片岡氏は、ベッドに横たわり、鼻にチューブをつけ、消え入るような声でコロナの恐ろしさを伝え、世間に衝撃を与えた。

 片岡氏が病室から動画を投稿した時期は、ちょうど緊急事態宣言の真っただ中だった。あれから5か月あまり。新型コロナの新規感染者数は依然として高い水準で推移しているものの、本当は深刻な状況を「きっと大丈夫だろう」と過小評価する「正常性バイアス」が働き、危機感が薄れてしまった人も少なくないだろう。そんな中で、コロナの恐怖を赤裸々に語ったアバンティーズの今回の動画は、「コロナ慣れ」「コロナ飽き」状態になってしまった人にとって、改めて気を引き締めるきっかけになるに違いない。

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