“金持ちYouTuber”ヒカル、盟友との夢を実現 秋葉原にカードショップ「遊楽舎ヒカル店」が本日オープン
金持ちYouTuberのヒカルが7月2日、公式チャンネルに「秋葉原の遊楽舎ヒカル店が遂にオープンします!」と題した動画を公開した。
「遊楽舎」とは、ヒカルがチャンネル立ち上げ初期のころから懇意にしている兵庫県・姫路市にあるカードゲームショップのこと。自身の駆け出し時代を支えてくれた恩義を感じてヒカルは、“金持ちYouTuber”として成功を収めてからというもの、高額なフィギュアや遊戯王カードの査定を「遊楽舎」の店長(以下、店長)にお願いしては、そのお礼としてそれらのお宝を無償提供するなど多大なる貢献をしていた。
さらに、今年の3月に実施していた3月の1ヶ月間に投稿した動画の企画費で、合計5000万円を使い切るという「1ヶ月5000万円生活」のフィナーレを飾る企画として、遊楽舎の秋葉原店をオープンするべく、単独で行動を起こしたヒカル。この計画の発端は、2016年秋。YouTubeが軌道に乗りいよいよ東京で勝負に出るというタイミングで、ヒカルは状況報告にと店長のもとを訪問。その際に、「店長もいずれ東京に来て欲しい」「秋葉の店長になるやろな」と冗談交じりに、“東京進出”を促していた。
そんな経緯もあって、ヒカルは3月30日に公開した動画にて、ビックカメラの完全子会社であり、秋葉原に複数店舗を展開しているソフマップの社長に直談判。交渉の結果、ソフマップのワンフロアを遊楽舎のために提供する確約を取り付けた。ヒカルによると、今回の試みに投じた資金は「5000万円を超えるレベル」だという。
なお、以上のことはすべて店長に無断でヒカルが画策。普通であれば、呆気にとられるか、最悪ひと悶着ありそうなものだが、そこはヒカルの人柄を知りぬく店長。驚きこそするものの、突拍子もないヒカルの行動を受け入れ「すげぇ……ありがとう。本当にありがとう」と感謝していた。
あれから4か月。遊楽舎・秋葉原店はとうとう本日7月4日にオープン。今回公開された動画ではオープンを間近に控えた店長のもとに、ヒカルが訪れている。