“金持ちYouTuber”ヒカル、5000万円以上を投じ盟友の夢を叶える カードショップ遊楽舎・秋葉原店オープンへ
金持ちYouTuberのヒカルが3月30日、31日、懇意にしている姫路のカードショップ・遊楽舎の秋葉原店をオープンするべく画策する動画を投稿した。
2月に実施した「1ヶ月3000万円生活」に続いて、3月は「1ヶ月5000万円生活」に挑戦したヒカル。これは、3月の1ヶ月間に投稿した動画の企画費で合計5000万円を使い切るという、金持ちYouTuberらしい大盤振る舞いのマンスリー動画シリーズだ。
3月29日の動画時点で残金は3939万4276円。途中、ヒカルが体調不良で休養していたこともあってかなりの資金が余っていたのだが、このほど、これら残りの資金をすべてつぎ込む大掛かりな企画に打って出た。
ヒカルにとって、遊楽舎の店長は駆け出しのころから動画撮影の協力を引き受け続けてくれた恩人のような存在。2016年秋、ヒカルは上京報告にと店長のもとを訪れて「店長もいずれ東京に来て欲しい」「秋葉の店長になるやろな」と冗談交じりに伝えていた。
この提案を店長は「俺は行かへんよ」と一笑に付してていたのだが、ヒカルはそんなことはお構いなし。ビックカメラの子会社であり、秋葉原に複数店舗を展開しているソフマップの社長のもとへと向かい、面会すると自分と手を組むことがいかに有益かを熱弁。そして瞬く間に、ソフマップのワンフロアを遊楽舎のために提供する確約を取り付けることに成功したのだった。
なお、ここまでのプロセスを、ヒカルは一切店長に相談していない。つまり、独断で遊楽舎の東京進出を決めてしまったのだ。諸々商談をまとめ上げた後に、ヒカルがこのことを事後報告すると、店長は「遊楽舎秋葉原店オープンします?……店主俺だよね?」とキョトンとした表情に。いうまでもなく、新店オープンも東京進出も、姫路の片隅で小さなカードショップを営む店主にとっては、人生を左右する大きな決断。本来であれば、ひと悶着ありそうなものだ。
しかし、ヒカルという人間を知り尽くしている店長は、驚きこそすれ取り乱したりはしない。「すげぇ……ありがとう。本当にありがとう」と感謝し、「リスナーさんとかお客さんも巻き込んで色んなことが出来そうな気がする」とすっかり乗り気になっていた。