『今日好き』夏休み編、複雑に絡み合う恋の行方は? 継続メンバーを軸に振り返る
そして、今回“4度目の正直”として夏休み編に参加したのあ。韓国チェジュ島編の最後に、しばらく恋愛は休むと口にしていたが、スタッフに何度も「継続してほしい」と相談されたため、「こんなに言うってことは、もしかしたら乃彩が来るんじゃないか」(引用:くろがねのあInstagram)と思ったという。そして「自分が出なくて、他の人とくっついたら嫌だなと思っちゃったので、それを阻止しに来ました」と継続理由を語っていた。
そんな待ちに待っていた乃彩が、夏休み編の旅にやって来たのは、3日目の朝。乃彩を見た瞬間、のあは両手で顔を抑えて涙を流す。ずっと心に秘めていた想いが一気に溢れ出したかのように、止まることなく泣き続ける。画面越しにもその想いの強さが伝わって来るほどに。「乃彩が来るかも?」と思い、旅に参加し続けてきたのあだったが、韓国チェジュ島編、そして夏休み編の2日間とずっと期待を裏切られてきた。3日目の朝を迎え、おそらく「来なかった……」と諦めていたことだろう。それだけに、あのタイミングで乃彩が現れたのは、想像もできないほどの嬉しさだったはずだ。
一方で、第一印象から一途にのあに好意を寄せてきたきららは、複雑そうな表情で乃彩を迎え入れていた。きららは、大阪府出身の高校3年生。実は、のあは友達の友達だったため、以前から知り合いだったという。それもあってか、中々素直に気持ちを伝えることができず、きららの想いは全くのあに伝わっていなかった。のあをよくツーショットに誘ってはいたが、その度に乃彩の相談をされていたきらら。だが、告白前の最後の夜にやっと「1日目からずっと好きだった」と直接のあに伝えていた。まさかの告白に驚いたのあは、これまでの無神経な言動を反省しつつ、きららに謝罪。そして、しっかりときららの気持ちを受け入れていた。
のあを一途に想うも不器用で遠回りしてきたきらら、乃彩への揺るがない愛を真っ直ぐに伝え続けるのあ、そして、乃彩と二人でパラセーリングをしたことでグッと距離が縮まり、猛アタックを続ける、韓国チェジュ島編からの継続メンバーである京都府出身の高校2年生・簡宏嘉(かんひろよし)。のあとひろよしの間で揺れる乃彩。そんなひろよしに密かに想いを寄せる福岡県出身の高校2年生・田中千織(たなかちおり)と、それぞれの想いが複雑に絡み合っている。果たして誰の想いが報われ、めでたく結ばれるのだろうか。第6話までの印象では、可能性としては“のあノア”がやや高いように思える。