ファンを楽しませる工夫が多数見えた『hololive SUPER EXPO 2026』 見どころだらけの“お祭り”を振り返る

3月6~3月8日にかけて、カバー株式会社が運営するVTuber事務所・ホロライブプロダクションが主催する大型イベント『hololive SUPER EXPO 2026』が開催された。会場は幕張メッセ 国際展示場4-8ホールと幕張イベントホールにて行われ、YouTubeを通して一部ブース・プログラムの生配信が行われた。
2020年1月に第1回となるイベントを開催し、コロナ禍もあったなかで2022年3月19日と3月20日には展示イベントと音楽ライブの同時開催をスタート。その後も毎年イベントを開催し続けて、今年で4回目を迎える『hololive SUPER EXPO』。ファンにとっても大事な、超大型イベントである。
今回は、『hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes.』の初日を取材しレポートをお届けする。
オープニングステージには谷郷氏も登壇 応援するファンに向けて決意を述べる
朝9時という早い時間帯に開場した今回のイベント。今年は初の3日間開催となり、イベントホールでの音楽ライブの開催や、隣接する国際会議場をコスプレ用更衣室・荷物置き場として開放するなど、ホスピタリティを拡充する形で開催された。
10時から行われたオープニングステージでは、ホロライブ3期生の宝鐘マリン、白銀ノエル、ホロライブEnglishよりハコス・ベールズ、ホロライブインドネシアよりパヴォリア・レイネに加え、創業者の谷郷元昭氏が登壇した。
メンバー4人にタレントに縁のある着ぐるみ4体、谷郷氏がステージに並ぶと、会場から大きな歓声が飛んでくる。過去のイベントと異なり、展示エリアではなく別棟のイベントホールで行われたこのオープニングステージだが、多くの来場者が集まっていた。
開会の挨拶に際して谷郷氏は「このところ、ファンの皆様には多くのご心配をおかけしていると思います。皆様の大切な居場所を守るため、会社として一つひとつの課題に真剣に取り組んでまいります」と力を込め、「その上で、皆様に気兼ねなく楽しんでいただけるように準備を重ねてきました。この場での体験が皆様にとって最高の思い出になることを願っています。引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶した。
その後、オープニングステージは話題のゲーム作品『hololive Dreams(ホロライブドリームス・略称は、ホロドリ)』の最新情報公開へと移っていった。
会場内はファンの喜ぶ企画・展示が盛りだくさん
今回のEXPOテーマは"hololive time-warp"(ホロライブ タイムワープ)。会場中央のモニュメントを中心に「MEMORY」「PARALLEL」「WORLD」にわかれ、別会場では「FUTURE」とそれぞれステージが展開されていた。
「WORLD」のなかにある「hololive University」では、大学の講義をモチーフに、タレントが会場の様子を見ながら生配信をおこなうモニタリングトークが行われていた。
時間は約15分ほどだが、スクリーンにかなり近い前方エリアには座って観覧できる席も用意されており、タレントから認識されやすいポジションでもある。このエリアへ入るには当日に配布される整理券が必要になるとのことで、朝早くに入場してお目当ての枠を狙って配布される場所へと足早にすすむ来場者が多く見られた。
筆者が取材した初日は、宝鐘マリンの登場時間帯が特に人気であった。前方エリアには宝鐘のファンをイメージした赤白のボーダーシャツを着たカップルの姿もおり、2人にマイクが向けられると、宝鐘のソロライブをキッカケに知り合ったと話し、驚きの声や拍手が送られていた。
このブースでは、出演したタレントが手を挙げた来場者を選んでトークをする形だったのだが、兎田ぺこらや天音かなたのファン、そして宝鐘自身の古参ファンの姿も(名前を聞いて「いつメンじゃん!」と驚いていた)。「ぺこマリ派? ぺこヴィヴィ派?」と聞き出したり、逆に来場者から「出演されるフェスで注目してほしいところは?」と聞かれたり、得意のトーク力で集まったファンを楽しませていた。
とはいえ、このモニタリングトークの持ち時間はわずか15分。すぐに終わりの時間が来てしまい、宝鐘は「やだ! まだ終わりたくない、離れたくない!」とアピールしていた。
モニタリングトークを終えて周りを見てみると、気づけば大きな人だかりができていた。前方エリアを柵で囲った外側はフリーエリアであるため、立ち止まってみることは可能ではあったものの、かなり遠目に見ることとなってしまい、これらのやり取りがうっすら聞こえる程度にしか聞こえないほどの人気ぶりだった。
ファンの愛がこもった軽口にツッコみつつ見せてくれる宝鐘の笑顔は、彼女の持つ大きな魅力だ。人だかりができるのも納得の空間だった。
その他に出演したメンバーからも「こうして近い距離でファンの顔をしっかりみながら喋る機会はほとんどないので嬉しい」「来年もぜひやってほしい!」という声がたびたび上がっていた。さらに整備すれば、このモニタリングトークだけで一つのアトラクション、イベントとしても機能しそうなほどの盛況ぶり見せた「hololive University」。来年以降の定番ブースになるかどうかは注目だ。



























