赤頬思春期(BOL4)、もどかしく切ない思い出を楽曲で再現したSpotifyイベントレポ

『赤頬思春期×Spotify』レポ

 韓国でリリースをすれば必ず音源チャートの首位に立つ“音源女王”・赤頬思春期(BOL4)。先日、6月5日にアルバム『RED PLANET(JAPAN EDITION)』で日本デビューを果たした。同アルバムには韓国で彼女たちの人気を確立した「宇宙をあげる」をはじめ、日本語歌詞による代表曲が6曲収録されている。

 6月3日にはリリースに先駆けて渋谷のSpotifyの社内にて、BOL4の2人とファンを招待しての先行視聴会を開催。今回は、このイベントを通してBOL4の魅力をお伝えしたい。

アットホームな雰囲気の中でBOL4を楽しむ夜

 今回の先行視聴会はSpotifyの社内で開催されるというちょっと変わったイベントだ。Spotifyでは以前からこのようなイベントを開催しており、評判だという。BOL4はこのイベントでは初めての韓国アーティストだ。今回抽選で招待されたファンは20人前後。男女比は半々といったところだ。スタート前、入場時に配られたタピオカミルクティーを手に、アットホームな雰囲気の中でそれぞれがBOL4の出番を今か今かと待っていた。

 時間になりBOL4が登場すると、会場からは「可愛い〜!」と言う声が上がる。「みなさん、こんにちは!赤頬思春期です」と日本語で元気に挨拶。ファンからは暖かい拍手が上がった。司会者に「日本語が上手ですね」と褒められると、「いいえ、まだ上手じゃないです」「温かく見守ってて」と照れていた。

 イベントでは5日にリリースされる「RED PLANET(JAPAN EDITION)」の収録曲のダイジェストを全曲聴きながら、各曲のエピソードを2人に聞くコーナーから始まり、参加者から事前に集めたQ&Aに答えたりと、ほのぼのした雰囲気で進行していった。

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 「どんな風に曲を作っているのか?」と言う質問に「映画とか、ドラマとか、友達と話している時とか、日常生活の中でインスピレーションを得ている」とアン・ジヨン。「(インスピレーションは)急に降りてくる。滞在中の部屋から東京タワーが見えて、インスピレーションを得た」と、日本滞在中にも曲のインスピレーションを得たという。これが今後どんな曲に仕上がるのかが楽しみなところだ。

 Q&Aのあとにはサプライズとしてパフォーマンスを披露。思いがけないプレゼントにファンたちは、思わず歓声をあげる。ジユンがギターを奏で始めると、〈コーヒーをいっぱい飲みすぎたみたい〉と、『RED PLANET(JAPAN EDITION)』のリード曲「宇宙をあげる」をジヨンが優しく歌い始めた。小さな空間を一気にBOL4の世界へ引き込む。

 「宇宙をあげる」は韓国で大ヒットした曲だ。この曲についてジユンは「多くの人から愛されるようになった意味のある曲。たくさん聞いてほしい」と語っていた。日が暮れ、窓の外には渋谷の夜景が広がっている。〈あの星もキミにだけあげるMy Galaxy〉という歌詞にぴったりなシチュエーションだった。

 最後には参加者と一緒に記念撮影。終始ほのぼのした雰囲気の中で開催されたイベントは、BOL4もファンも満面の笑顔の中で終了した。

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