小野リサの記事・ニュース・画像一覧

(3件)

ボサ・ノヴァおよびブラジリアン・ミュージックの素晴らしさを日本中に広めているシンガー・ソングライター。89年、アルバム『カトピリ』にてデビュー。全編ポルトガル語による詞作、異国情緒あふれるメロディ、涼しげな歌声、シンコペーションが効いたボッサ特有のギター・サウンドは当時、多くの日本人にとってはじめて耳にする音だったであろう。その後も、毎年1枚のペースで良質なアルバムをリリースし、ますます多くの音楽ファンを魅了。97年発表のアルバム『エッセンシア』に収録されている「シ・ア・ワ・セ」では、日本語詞(作詞/宮沢和史)に初挑戦、日本語独自の美しい響きがボッサのリズムにマッチングして、感動的なまでに美しい仕上がりとなっている。そして、99年にはアルバム『ドリーム』が20万枚を超えるセールスを記録したほか、98年には全曲リオ・デ・ジャネイロ録音の『ボッサ・カリオカ』を発表、アントニオ・カルロス・ジョビンの息子と孫にあたるパウロ&ダニエル・ジョビンを迎えるなど彼女のサウンドはさらにブラジリアン・ミュージックの奥地へと深化。現在彼女の人気は海を越え、台湾やハワイ公演を成功させるなどワールド・ワイドに活躍している。もはや知らぬものがいないほど日本に定着したボサ・ノヴァ———彼女の功績はあまりにも大きい。

ディズニー音楽の新たな魅力とは

クレモンティーヌ、小野リサ、中塚武らが提示する、ディズニー音楽の新たな魅力とは?

『アナと雪の女王』の主題歌「レット・イット・ゴー」が今年、大きなブームを巻き起こしたように、ディズニー映画を彩る音楽にはポップミ…