『ゴジラ-0.0』新予告から予測できる“非道展開” キングギドラ、生物兵器が登場?

『ゴジラ-0.0』新予告から予測できる衝撃事実

 増殖する恐怖。山崎貴監督による11月3日公開の新作映画『ゴジラ-0.0』は、もしかしたらそんな内容で、前作『ゴジラ-1.0』を遙かに上回るスペクタクルなビジョンを見せてくれるかもしれない。9月8日夜に公開となった最新の予告編で、ゴジラとは違ったモンスターの出現を予感させ、総動員にも近い状況でのゴジラとの凄絶な戦いが繰り広げられそうだ。

『ゴジラ-0.0』予告

 「私たちはゴジラを葬り切れていなかった」と、吉岡秀隆が演じる技術者の野田健治が言えば、田中泯が演じる生物学者の村上寛治が、「毒をもって毒を制すじゃ」と言って不敵な笑みを浮かべる。最新予告の冒頭で繰り広げられるこのやりとりからは、復活を遂げたゴジラに対して何か人倫にもとるような対処法が展開される可能性が浮上する。

 「人間のやっていいことの範疇を超えている」と重ねる野田の言葉が、何にかかったものかは切り貼りされた予告からは断定のしようがない。冒頭のやりとりすらミスリーディングを誘ったものかもしれないが、そうでないのだとしたら、「毒をもって毒を制すじゃ」の直前に差し挟まれる「ゴジラ体組織片」の映像も含め、それを利用して何かを生み出し、ゴジラにぶつける可能性が類推できる。そして同時に、その行為が許されざるものであることも。

 推論は可能だ。前作でゴジラ撃退の立役者となった神木隆之介演じる敷島浩一とともに暮らしていた浜辺美波演じる典子が、「私はもう長くはないんだと思います」と敷島に告げ、浩一や幼子の明子のために何かを決断したような雰囲気を醸し出す。前作のラストで描写されていたように、典子は銀座でゴジラが吐いた熱線による爆発に巻き込まれ、その身にゴジラ細胞と思われる黒い影を宿すようになっていた。

 そこにもうひとつ、「ゴジラではない」と村上が言う新たなモンスターの登場がほのめかされた。青白い光によって地面を揺るがし、家々を空中に巻き上げるような現象を起こすモンスターとして思い浮かぶのが、重力制御機能を持ち引力光線を放つ三つ首の竜、キングギドラだ。以前に公開された予告編でも、敷島が駆る飛行機の周囲を家々が飛んでいるシーンが登場したが、今回はそうした現象を起こした存在の奇怪な声らしきものが響いた。電子音的なその鳴き声で思い浮かぶのも、やはりキングギドラだ。

 前作では、ゴジラを海に沈める作戦に「海神作戦」という呼称が使われた。最新の予告編では野田が「鳴神作戦」という呼称を口にしている。「鳴神」とは雷のこと。やはり雷撃を武器としたキングギドラの存在が類推されるが、だったらそのキングギドラはどこから来たのか。そこに、ゴジラ細胞に侵された典子の存在であり、人間がやっていい範疇を超える振る舞いが重なってくる。

 それはつまり……。口にするのもおぞましい展開が浮かんでしまう。現時点では断片をつなぎ合わせただけの予告から誘導されただけのものに過ぎない。実際には安心できるものになっているかもしれない。けれども、本当に吐き気をもよおすほどの非道が繰り広げられるのかもしれない。答えは映画を観てのお楽しみといったところだろう。いや、非道な展開ならとても楽しんでなどいられないが。

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