クィアなSFアドベンチャーアニメ 『レズビアン・スペース・プリンセス』10月2日公開へ

クィアSFコメディアドベンチャー、10月公開

 アニメーション映画『Lesbian Space Princess(原題)』が、『レズビアン・スペース・プリンセス』の邦題で10月2日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国順次公開されることが決定した。

 “女性主体で、フレッシュな、自分たち視点の物語を作りたい”という2人の監督の想いから生まれた本作。クィアカルチャー、現代社会へのシニカルなユーモア、国内外でカルト的な人気を誇る日本アニメ『少女革命ウテナ』をはじめとしたアニメ愛が融合し、“自分を愛すること”へ優しいまなざしが向けられている。

 監督・脚本を務めたのは、クィアな物語と文化的多様性をユーモラスに描いてきたリーラ・ヴァーギースと、『トーク・トゥ・ミー』などA24作品にも参加経験を持つプロダクションデザイナー/アニメーターのエマ・ハフ・ホブス。 2人にとって初の長編作品となる本作は、第49回アヌシー国際アニメーション映画祭コントルシャン部門正式出品、第75回ベルリン国際映画祭でテディ賞最優秀作品賞を受賞し、パノラマ部門観客賞第2位を獲得。さらに第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭では、Noves Visions部門最優秀作品賞、アニメ・コンペティション部門最優秀長編作品賞の2冠を達成した。

 レズビアンが治める星、惑星クリトポリス。 数千年にわたり、伝説の武器「ラブリュス」を呼び出す力を持つ“クリトピアン”の一族が統治してきた。しかし、内気なプリンセス・サイラだけは、どうしてもその力を使うことができない。 23歳の誕生日。賞金稼ぎのガールフレンド・キキから、「愛が重すぎる」と突然フラれてしまう。必死に説得を試みるも、キキは新たな冒険の旅へ出てしまう。 ショックのあまり部屋に閉じこもり、泣きじゃくるサイラ。ある日突然、かつて宇宙最強を誇った“ストレート・ホワイト・メイリエンズ”から脅迫の電話が。 キキを救いたければ、宇宙一危険な惑星まで ラブリュスを持って来い――。 元カノを救うため、残された時間は24時間。 サイラはネット掲示板の怪しげな情報を頼りに、自分の内に眠る「ラブリュス」を解放するため、パリピの惑星“Sクラブ17”を目指すことに。

 サイラ役をエミー賞で主要部門を含む5部門で受賞したテレビシリーズ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』のシャバナ・アゼース、キキ役を脚本家、ソングライター、俳優、ビートボクサー、ラッパーなどマルチな才能で活躍するバーニー・バン・ティエル、ウィロー役をNetflixシリーズ『ハートブレイク・ハイ』に出演したほか、Netflix実写版『ガンダム』への出演も控えているジェマ・チュアニトラン、訳アリの宇宙船役を『M:I-2』『ムーラン・ルージュ』『エルヴィス』のリチャード・ロクスバーグ、そして白くてまっすぐな宇宙人役をコメディトリオのアンティ・ドナが演じたほか、ジョーダン・ラスコポロス、マデリーン・サミ、クウィーン・コングが参加している。

 公開された日本版ビジュアルでは、泣きながら元恋人に抱きつく内気な惑星クリトポリスの姫・サイラと、何やら微妙な表情で銃を構えている賞金稼ぎのキキが中央に大きく写し出され、その周りを個性豊かなキャラクターたちが囲んでいる。 サイラをSクラブ17まで連れて行くことになってしまった宇宙船、旅の道中で出会う、ギターを持った元GAY-POPアイドルのウィロー、手を取り合うサイラの両親アン女王とリアン女王、そして、目を怪しげに光らせる白くて、まっすぐな宇宙人……。サイラの宇宙での大冒険の始まりを予感させるビジュアルとなっている。

映画『レズビアン・スペース・プリンセス』☄10.2公開👽☄

 あわせて公開された予告編は、サイラがキキにフラれてしまうシーンから幕を開ける。失恋に沈む中、キキがかつて宇宙最強を誇った宇宙人“ストレート・ホワイト・メイリエンズ”に連れ去られたことを知り、自分の城に引きこもっていたサイラは、初めて惑星クリトポリスの外へと飛び出す。 緑色のいかにも危険そうな液体の上に吊るされたキキ、「レズビアンを殺せ!」と叫ぶストレート・ホワイト・メイリエンズ、砲台のレーザーをかわしながら逃げるサイラの宇宙船など、銀河をめぐる“GAY-LACTIC”な冒険の様子が映し出されていく。サイラは自身のラブリュスを召喚し、元カノを救うことができるのだろうか。

 また、8月4日12時よりムビチケ前売り券(オンライン)の販売が開始。日本版ポスターを使用した「“GAYLAXYへ飛び出そう”スマホ壁紙」が購入特典として付いてくる。

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■公開情報
『レズビアン・スペース・プリンセス』
10月2日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開
声の出演:シャバナ・アゼース、バーニー・バン・ティエル、ジェマ・チュアニトラン、リチャード・ロクスバーグ、アンティ・ドナ、ジョーダン・ラスコポロス、マデリーン・サミ、クウィーン・コング
監督・脚本:リーラ・ヴァーギース、エマ・ハフ・ホブス
プロデューサー:トム・フィリップス
配給:ライツキューブ
2025年/オーストラリア/英語/87分/16:9/5.1ch/原題:Lesbian Space Princess/G/日本語字幕:大沢晴美

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