『さよならノワール』第4話で光った岩瀬洋志の熱演 夏海と絵梨子の関係もついに前進か

『さよならノワール』で光った岩瀬洋志の熱演

 フジテレビ系ドラマ『さよならノワール』第4話では、西池袋署・犯罪被害者支援室の夏海(小池栄子)と絵梨子(北香那)が、歩道橋の階段から突き落とされ、選手生命を絶たれた大学サッカー部主将・陸(岩瀬洋志)の支援にあたる。

 明教大学サッカー部の主将を務める陸は、プロチームへの入団も決まっていたほどの逸材だった。ところが、何者かに歩道橋から突き落とされ、複合靱帯断裂の重傷を負う。日常生活を送れるまでには回復できるものの、以前のようにサッカーを続けることは難しいという。プロ入りを目前にして、陸は長年追い続けてきた夢を突然奪われることになった。

 病院を訪れた夏海と絵梨子は、サッカー部マネージャーの青木(糸瀬七葉)と広報の北川(福崎那由他)から、面会を拒む陸に写真パネルを届けてほしいと頼まれる。夏海たちが青木の「キャプテンなら乗り越えられる。頑張って」という言葉を伝えると、陸は「頑張るのは無理かな……」と本音を漏らした。それでも陸は、夏海たちの支援は必要ないと明るく振る舞う。キャプテンである自分が、周囲に情けない姿を見せるわけにはいかない。だが、あまりに飄々とした様子だからこそ、夏海と絵梨子は陸の危うさを感じ取っていた。

 立派な被害者でいようとすることで、夢を失った現実から目を背けているのではないか。陸の心を守るため、捜査は慎重に進めるべきだと考える夏海に対し、絵梨子は厳しい勝負の世界を生きてきた陸の精神的な強さを信じようとする。どちらも陸を思っての判断だが、支援の進め方を巡って2人の意見は正反対に分かれてしまう。

 そんな中、陸を突き落とした疑いのある阪本(石川丈)が西池袋署に任意同行される。阪本は陸とは面識がなく、階段で偶然ぶつかっただけだと主張。動機も見つからないことから、鴨居(岡山天音)と中谷(味方良介)は、夏海の立ち会いのもと、改めて陸に事情を聞くことになる。

 事情聴取の場で、陸は阪本に見覚えがないと答える。だが、事件が単なる接触事故だったという説明には納得していなかった。記憶をたどるうちに、「お前は用なしだ」と声をかけられたことがよみがえり、それまで抑えていた怒りが一気に噴き出す。「復讐してやる!」と声を荒らげる陸を見て、夏海はこれ以上話を続けるべきではないと判断。絵梨子は病室に残り、負担をかけたことを詫びながら、今後について一緒に考えたいと伝える。しかし、陸は心を閉ざし、「二度と来るな」と2人を遠ざけてしまう。

 さらに大学の関係者は、事件を事故として処理し、これ以上踏み込まないよう警察に求めてくる。将来を期待された主将が何者かに襲われたとなれば、大学のイメージにも傷がつく。陸本人の苦しみより、組織の評判が優先されようとしていた。

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