パスカル・ロジェ『マーターズ』が18年ぶりにスクリーンへ 4Kリマスター版が8月14日公開

『マーターズ』4Kリマスター版、8月14日公開

 2008年にフランス・カナダで製作されたパスカル・ロジェ監督作『マーターズ』の4Kデジタルリマスター版が、8月14日よりシネマート新宿ほかにて全国公開されることが決定した。

 本作は、2009年に日本で劇場公開されたフレンチホラー。公開当時は『ホステル』(2005年)や『ソウ』シリーズ(2004年~)をはじめとした、凄惨な暴力描写を売りにした作品群の一作とみなされ、その過激な描写が賛否両論を呼び起こした。一方で、物語の奥行き、予測を裏切り続ける展開、つくりこまれた構図や計算された画面構成、そして結末を見届けた観客たちが哲学的な考察を展開したことも相まって大きな話題となり、熱狂的なファンを獲得した。コラリー・ファルジャ監督『サブスタンス』やジュリア・デュクルノー監督『TITANE/チタン』をはじめ、現代フランスを代表する映画作家たちにも影響を与え続けている。今回4Kデジタルリマスター処理を施され、日本にて世界最速で劇場公開される。

 物語の舞台は1970年初頭のフランス。行方不明だった少女リュシーは、傷だらけで衰弱しきった姿で路上を彷徨っているところを発見される。彼女は何者かによって長い間、監禁・拷問・虐待されており、そこから自力で脱出したのだった。だが、性的虐待の痕跡はなく、犯行の目的は不明のままであった。15年後のある朝、森に囲まれた平穏な一家の屋敷に、突然呼び鈴が鳴り響く。家主が扉を開けると、そこには猟銃を構えたリュシー(ミレーヌ・ジャンパノイ)の姿があった。自分を虐待した犯人をついに見つけたと確信した彼女は、復讐の引き金を引く。成すべきことを終えたリュシーから電話を受け、屋敷に向かった親友のアンナ(モルジャーナ・アラウィ)は、その惨状に思わず目を背ける。死体を処理し、立ち去ろうとする二人。しかし、そこで想像を絶する真実に直面することになる。

 キャストには、モルジャーナ・アラウィ、ミレーヌ・ジャンパノイ、カトリーヌ・ベジャンが名を連ねており、映画監督としても活躍するグザヴィエ・ドランも出演している。

 あわせてポスタービジュアルと特報映像も公開。ポスタービジュアルは、オリジナルポスターの力強さを活かしながら、日本が世界初の劇場上映となる“4K”を強調したデザインとなっている。

『マーターズ 4Kデジタルリマスター』特報

 特報映像は、劇中の印象的な“目”のカットに「何を見たのか」というコピーが配されている。

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■公開情報
『マーターズ 4Kデジタルリマスター』
8月14日(金)シネマート新宿ほかにて全国公開
出演:モルジャーナ・アラウィ、ミレーヌ・ジャンパノイ、カトリーヌ・ベジャン、グザヴィエ・ドラン
監督・脚本:パスカル・ロジェ
配給:オソレゾーン
配給協力:シンカ
2008年/フランス・カナダ/フランス語/100分/カラー/1.85:1/5.1ch/原題:Martyrs
©2008 Eskwad - Wild Bunch- TCB film
公式サイト:https://synca.jp/osorezone/film/194/
公式X(旧Twitter):@OSOREZONE

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