當真あみが向き合った実在の事故と“伝える”責任 「お芝居が楽しい」20歳を目前にした心境も

當真あみ、“伝える”責任と挑戦への意欲

「いい意味で少しずつ余裕が出てきた」

ーー富久信介役の細田佳央太さんとは、NHK大河ドラマ『どうする家康』以来の共演ですね。

當真:細田さんとは2回目だったので、すごく安心感がありました。劇中では言葉を交わすシーンはほとんどなく、電車の車内などで視線を交わすお芝居が多かったのですが、一度ご一緒した信頼関係があったからこそ、リラックスしてフラットに臨めた気がします。

ーーお二人の視線のやり取りだけでドキドキするような、絶妙なリアリティがありました。

當真:石井(裕也)監督から「目が合いそうだったらすぐ逸らして」など、お互いを意識している空気感について細かく演出していただきました。細田さんは役に対して本当に誠実に向き合う方で、撮影の合間も監督と熱心にお話しされていました。細田さん自身が持つ誠実さが、そのまま信介さんの雰囲気として滲み出ていたのが凄かったです。

ーー今回初めてタッグを組んだ石井監督の現場はいかがでしたか?

當真:監督は「どういう感じだと思いますか?」と、こちらの意見や感覚を引き出そうとしてくださる演出が多く、対話を重ねながら一緒に作っていける安心感がありました。ナズナの引っ込み思案な性格は、自分自身の学生時代とも少し似ている部分があったので、あまり作り込みすぎず、ナチュラルに演じることができたと思います。

ーータイトルに「ラブレター」とありますが、デジタル時代の今、改めて“手紙を書く”という行為について何か感じることはありましたか?

當真:友人への誕生日プレゼントに手紙を添えたりすることはありますが、手紙ってメッセージアプリよりも時間がかかりますよね。でも、その「あえて時間をかける」こと自体が素敵だなと思うんです。相手のことを考えて言葉を選び、漢字を思い出して……。

ーー届いた側も、その費やされた時間を想像しますよね。

當真:そうですね。手紙はその人の筆跡、字の形から「この人が書いてくれたんだ」とすぐにわかります。自分のためにわざわざ時間を作ってくれたんだと感じられる。手紙を書く、送る、という行為の持つ温かさを、この作品を通して改めて感じました。

ーー當真さんは近年数多くの作品に出演されていますが、ご自身では今の現状をどう捉えていますか?

當真:毎日が勉強で、今はまだ吸収している段階です。ただ、お芝居を始めたばかりの頃は“セリフを間違えないこと”で精一杯でしたが、最近は相手と会話をして、どう演じようか考えることが純粋に楽しくなってきました。

ーー視野が広がってきた実感があると。

當真:作品全体の中で、自分の役がどういう立ち位置にいて、どう映るべきか。そういう俯瞰した視点も持てるようになってきていて、いい意味で少しずつ余裕が出てきたのかもしれません。

ーー今年はいよいよ20歳という節目を迎えられますね。

當真:19歳のうちにやり残したことは特にないのですが、これから挑戦する舞台(『ハムレット』)を全力でやり遂げたいです。20歳になったら、一つひとつの行動に責任が持てる大人になりたいなと。お芝居が楽しいという今の気持ちを大切に、いつか学校の先生や医療職のような、新しい挑戦もしていけたらと思っています。

■公開情報
『人はなぜラブレターを書くのか』
全国公開中
出演:綾瀬はるか、當真あみ、細田佳央太、妻夫木聡、音尾琢真、富田望生、西川愛莉、菅田将暉、笠原秀幸、津田寛治、原日出子、佐藤浩市
監督・脚本・編集:石井裕也
主題歌:Official髭男dism「エルダーフラワー」(IRORI Records / PONY CANYON)
公開、製作幹事:日本テレビ放送網
制作プロダクション:フィルムメイカーズ
配給:東宝
©2026 映画「人はなぜラブレターを書くのか」製作委員会
公式サイト:loveletter.toho-movie.jp
公式X(旧Twitter):https://x.com/loveletter_mov
公式Instagram:https://www.instagram.com/loveletter_mov/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@loveletter_mov

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<応募締切>
5月2日(土)

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