新田真剣佑だから体現できたゾロの真髄 実写版『ONE PIECE』で見せた繊細な“瞳の演技”

Netflix実写ドラマ『ONE PIECE』のシーズン2が、3月10日より配信開始となった。放送直後から、ロロノア・ゾロを演じる新田真剣佑の圧巻の筋肉美がSNSで大きな話題を呼んでいる。なかには、「(シーズン1より)腕が1.5倍ほど太くなっているのでは」といった声も上がるほどだ。
シーズン1では、ヘルメッポ(エイダン・スコット)に「刀3本とは勇ましいことで」と挑発されながらも、刀を使わず腕力だけで圧倒するシーンが注目を集めた。シーズン2でも、ゾロが刀で次から次へと敵たちを欺いていくシーンなど、華麗なアクションを余すことなく堪能できる。アクションも映像美も前作以上に迫力が増しており、まるで映画のアトラクションに迷い込んだかのような錯覚に陥ったほどだ。
新田の強みは、ロサンゼルス出身のバイリンガルで「英語」が堪能な点、そして幼少期から空手に親しんできたことで培われた「アクション能力の高さ」だ。その実力を生かし、ハリウッド映画初主演作『聖闘士星矢 The Beginning』や『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』など、アクションが要となる話題作への出演が相次いでいる。
もちろん、アクションだけで長く第一線に立ち続けることは、決して容易ではない。新田がさまざまな作品で「キーパーソン」となる役どころを任され続けている背景には、どのシーンにも一切手を抜かず、真摯に向き合う姿勢があるからではないだろうか。

本記事では、『ONE PIECE』での演技を軸に、彼が話題作に起用され続ける理由を、過去作も交えながら紐解いていく。
シーズン2では、船上で上半身裸のゾロが映し出された瞬間、逆三角形の背中や引き締まった体つきが、前作よりさらに一回り大きくなっているのが分かる。アクションのキレも増しており、その成長ぶりは画面越しからも、はっきりと伝わってきた。その体つきと、キレがグッと増した「動き」を目にした瞬間、思わず納得した。おそらく、シーズン2に向けて相当なトレーニングを積み重ねてきたのだろう、と。
作品の中では、ゾロが原作と同じように「刀を上へと放り投げ、左腕を横に突き出し、刀が腕に当たりそうで当たらないまま床に突き刺さり、ニヤリと笑う」という名シーンも再現されている。原作で何度も読んだ見たはずの場面なのに、実写になると妙にリアルで、刀が腕をかすめる瞬間には、思わず背筋がヒヤリとした。



















