『パン恋』“椎堂”生田斗真が語る“アリア”シシド・カフカへの思い 複数の重要な事柄も判明

2月7日に放送された『パンダより恋が苦手な私たち』(日本テレビ系)は、前半の折り返し地点となるであろう、第5話を迎えた。前回のラスト、アリア(シシド・カフカ)にモデル時代の話をするという地雷を踏んでしまった一葉(上白石萌歌)のもとに、姉・一花(筧美和子)から送られてきた一枚の画像。そこにはアリアと並んで写る椎堂(生田斗真)の姿が。椎堂はかつて、“ツカサ”という名でモデルとして活動していたのである。
ここまで椎堂への淡い恋心を募らせていた一葉だったが、椎堂の過去を知って「自分と釣り合わない」と考えるようになり、急に仕事に専念するようになる。実に消極的で受動的な一葉らしい行動だが、そこにアリアから憧れだったファッション誌の仕事を紹介してもらえるという話が舞い込み、“好きなことを仕事にする”ために一歩踏みだすことへの躊躇も重なる。さらに恋愛コラムの新たなお題となる相談がそれとリンクする。要するに今回は“恋愛”と“仕事”――このドラマを構築する2本の柱のどちらもが一葉のものとなるわけだ。

実に興味深い今回のハイライトは、やはりひょんな流れで一葉と椎堂が一緒に水族館へと赴く“デートシーン”であろう。内心ドキドキしながら行く一葉に対し、椎堂は至って通常運転。一葉そっちのけで、ほかの来場者を相手に海の生き物の求愛行動について饒舌にレクチャーしながら歩き、喝采を浴びる。そして転職に関する悩みを相談する一葉に対し、椎堂はこう答える。「動物は誰にも相談しない。生き残るために必要なことをためらわずに選ぶ。それだけだ」と。

それはひとえに、求愛行動を含め“命をつなぐ”ことこそが動物たちにとって至上命題になっているからであり、考え方によっては非常に単純でわかりやすく、椎堂の言葉を借りれば純粋で美しいものだ。一方で、人間の場合は恋愛なり仕事なり家族なり、生きることの目的自体が多様であり、かつそこにさまざまな選択肢があふれかえり続けて然るべき生き物だ。だからこそ悩み、だからこそ失敗もし、だからこそ時に奇跡が生まれる。椎堂の言葉は一見すると、動物の優越性を語っているようにも捉えられるが、人間にしかない“選択肢”という特権をいかに意義のあるものに昇華させるべきかを唱えているのであろう。

今回のエピソードで、いくつかの重要な事柄が判明する。第3話に登場したフランス語を話す謎の女性・ケイカ(草刈民代)は椎堂の母親であり、世界的なファッションデザイナー。その関係でモデルとして活動していた椎堂は、15年前に1年間だけアリアと交際していたというのだ。椎堂の内心は読めないが、ほんのりとそこにはアリアへの思いが残存しているようにも見える。
恋が苦手とされるパンダなど動物たちは、実は限られたチャンスを活かす「恋愛上級者」だった。動物の求愛行動から、常識に囚われる現代人がシンプルに幸せになるヒントを解き明かす。
■放送情報
『パンダより恋が苦手な私たち』
日本テレビ系にて、毎週土曜21:00~放送
出演:上白石萌歌、生田斗真、シシド・カフカ、仁村紗和、柄本時生、三浦獠太、片岡凜、佐々木美玲、佐々木史帆、髙松アロハ(超特急)、平山祐介、宮澤エマ、小雪、筧美和子
原作:瀬那和章『パンダより恋が苦手な私たち』(講談社文庫)
脚本:根本ノンジ
演出:鈴木勇馬、松田健斗、苗代祐史
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:藤森真実、白石香織(AX-ON)
音楽:MAYUKO
主題歌:生田斗真「スーパーロマンス」(Warner Music Japan)
制作協力:AX-ON
©日本テレビ
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