日向坂46 大野愛実、『ラジオスター』でドラマ初出演 渋川清彦、甲斐翔真、風間俊介らも参加

大野愛実、『ラジオスター』でドラマ初出演

 NHK大阪放送局が制作する新作連続ドラマ『ラジオスター』に、渋川清彦、西川誠、甲斐翔真、大八木凱斗、風間俊介、大野愛実(日向坂46)、近藤芳正、田村ツトムが出演することが発表された。

 物語の舞台は、地震と豪雨で被災した奥能登の小さな町。ラジオを通して笑いと希望を届けようと奮闘する人々の姿を描く。

 主演を務めるのは、福地桃子。彼女が演じるのは、ボランティアとして能登に訪れ、思いがけず災害FMのパーソナリティを務めることになる柊カナデ。共演には、ラジオ開局の発起人・松本功介を演じる甲本雅裕、おしゃべり好きな主婦・小野さくらを演じる常盤貴子ら。脚本は『正体』『さがす』などで知られる小寺和久、音楽は田渕夏海、演出は一木正恵が手掛ける。

 出演が発表されたのは、ラジオ開局に関わる人々と能登で暮らす人々。

 渋川は町の消防士・西川誠役を演じる。優しく正義感にあふれ、周りからの信頼もあつい西川は、地震や豪雨による災害のときには、一人でも多くの人を助けようと奔走した。おしゃべりが得意というわけではないが、松本(甲本雅裕)の思いに共感しラジオに参加する。

 甲斐は高校卒業まで能登で育ち、その後、夢を追って大阪に住んでいた過去がある海野リクト役を演じる。現在は、実家の銭湯を手伝うために、地元に戻っている海野。素人だけでつくるラジオ放送に対して懐疑的で、カナデ(福地桃子)には特に冷たい態度をとる。

 大八木が演じるのは、リクトの同級生・多田豊役。天然かつ、お調子者であり、松本にラジオに誘われたときも二つ返事で引き受ける。松本の指示どおり、笑いを取ろうと必死に頑張るが、そのわりに緊張しやすく、うまくしゃべれないと落ち込んでしまう。

 風間が演じるのは、小野さくら(常盤貴子)の夫であり、料理人の小野政博役。能登の食材にこだわり料理店を営んでいた。地震により店を失うも、600人分の炊き出しを何か月にもわたって行った。その縁で、「炊き出し飯選手権」というラジオの企画に出演することになる。

 ドラマ初出演の大野が演じるのは、小野家の一人娘・小野まな役。現在、中学2年生で祖母の家が大阪にあり、地震の後、半年間だけ大阪の学校に転校していた。その経験もあり、卒業後は能登を出て大阪の高校へ通いたいと考えている。

 近藤が演じるのは、フレンチレストラン・メゾンスズノを経営しているシェフ・伊丹純也役。県外からもお客さんが来るような有名な店だが、地震の被害で今もなお休業している。地震のときには他の料理人たちと協力し、炊き出し1500食を8カ月間作り続けた。

 田村が演じるのは、小さな医院を営む、町で唯一の医師・中野修二役。地震直後は、救命の最前線に立った。ラジオにゲストとして出演し、そのときの様子をカナデたちに語りかける。

 また、今回発表の決まったキャスト陣とプロデューサーの松木健祐からコメントが到着した。

コメント

渋川清彦(西川誠役)

撮影に入る前に、能登の色々な場所に行かせてもらい、地元の人たちの話を聴き能登の現実を知りました。そして撮影でも10日間ほどお邪魔させてもらい、もう少し深く能登の皆さんの人柄や、風習、文化などを感じながら西川誠という人物を演じることができました。気持ちが滅入るようなことや憤りを感じるような現実もありましたが、演出の一木さんを筆頭にチームの情熱と、丁寧な生活をしている穏やかで温かい能登の皆さんのおかげで良い時間を過ごせました。「ラジオスター」楽しんでください!よろしくお願いします。そして私は輪島塗にどっぷりはまってしまいました。

甲斐翔真(海野リクト役)

海野リクト役で出演します、甲斐翔真です。ドラマにレギュラー出演させていただくのはかなり久しぶりだったので最初は緊張していましたが、チームラジオスターの雰囲気が最高に良くて、今では毎日楽しく撮影しています。能登で撮影もしました。被災地の現状にも触れました。人々の温かさに胸を打たれ、美しい景色に囲まれて、美味しいご飯を頂いて。今すぐにでも、また行きたいくらい能登を大好きになりました。海野リクトは謎の多い人物ですが、段々と彼の過去が掘り下げられていきます。楽しみにしていただけるとうれしいです。

大八木凱斗(多田豊役)

多田豊役を演じさせていただきます、大八木凱斗です。この作品はラジオや能登を通じて、それぞれの生活を懸命に生きる人達の姿が毎話見えてくると思っています。僕自身、その姿には単純な励ましや慰めの言葉よりも、ささやかで強い日常への後押しがあるんじゃないかと感じています。そして、今までラジオや能登に触れてきた方にも、そうじゃない方にも、その自然な温もりは感じていただけるのではと思っています。一つ一つ丁寧にお届けできるよう精一杯取り組んでいきます。

風間俊介(小野政博役)

ドラマは少し時間が経ち、『あの頃』を描くことが多いです。 そうじゃないと総括出来ず、物語の『答え』を描きづらいからです。でも、「ラジオスター」はほぼ今の能登を描いています。 答えは見つからないかもしれない挑戦。 この今を描くことにとても意義を感じています。 観ていただける方に何が残るかは分かりません。でも、少しでも多くの方が能登の『今』を感じてくれたら、『これから』に光が差すのではないか、そんな風に感じています。この温かい物語が、多くの方の心に光を灯すことを願いながら、撮影したいと思っています。

大野愛実(小野まな役)

この度、小野まな役を務めさせていただくことになりました、大野愛実です。想いを言葉にすることはできても、それを相手に届けることは決して簡単ではありません。それでも、伝えたいと願う気持ちや誰かを想う心があるからこそ、人は前に進めるのだと思います。どんな環境にいても「守りたいもの」と必死に向き合う登場人物たちに、私自身たくさんの元気をもらっています。今作がドラマ初出演ということで緊張もありましたが、新たな一歩を踏み出す気持ちを、私の演じるまなと分かち合いながら成長できた時間でした。まなが一生懸命に想いを紡ぐ姿を、丁寧に、誠実に演じていきます。

近藤芳正(伊丹純也役)

能登に行かせていただき、輪島塗をはじめとする工芸品の素晴らしさ、魚だけでなくお肉や野菜まで本当に美味しい食、そして想像もできないほどの辛さを抱えながらも、常に温かく、前を向こうとする人の力に触れました。一目ぼれでした。この地域のために、何かをしたい。本当に小さな力ではありますが、能登の原点を忘れず、明るく元気な演技を通して、観てくださる方が「能登に行ってみたい」と思ってくれたらうれしいです。

田村ツトム(中野修二役)

私自身、阪神・淡路大震災を経験しましたが、人の生き死にを間近で経験することはありませんでした。ドラマ撮影で能登を訪れ、発災当時に手当てを行った医師や看護師の方に、救命の最前線で経験した話をお聞きしました。命のやり取り、孤独や孤立。しかし人々は助け合い、しっかりと心の手を繋いでいることを知り、今回の役作りに大きなヒントを与えていただきました。中野医師を通して、人間の強さ、助け合う心の大切さ、そして能登の皆さんから感じた「生きるエネルギー」を少しでも視聴者の皆さんに伝えることが出来ればと思います。

松木健祐(プロデューサー)

主人公・カナデが巡り合う、能登で暮らす方々をご紹介させていただきました。決して簡単に答えの出るような役ではありませんが、キャストの皆さまからは、演じきる覚悟を感じています。昨年11月の能登ロケでは、撮影の合間にみずから地元の方々に話を聞き、その思いに向き合おうとする姿がありました。地震から2年、厳しい現実がありながらも、能登の皆さまはいつも優しく迎えてくださいます。キャスト・スタッフ一同、その優しさを胸に明るく楽しいドラマを作りたいと団結しています。ぜひご期待ください。

■放送情報
連続ドラマ『ラジオスター』
NHKにて、2026年春放送
出演:福地桃子、甲本雅裕、常盤貴子、渋川清彦、西川誠、甲斐翔真、大八木凱斗、風間俊介、大野愛実(日向坂46)、近藤芳正、田村ツトム
作:小寺和久
音楽:田渕夏海
演出:一木正恵
制作統括:福岡利武
プロデューサー:松木健祐
写真提供=NHK

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