ジェシー・バックリー×クリスチャン・ベールが愛の逃避行 『ザ・ブライド!』2026年4月公開

『ザ・ブライド!』2026年4月3日公開決定

 ジェシー・バックリーとクリスチャン・ベールが共演する映画『The Bride!(原題)』が、『ザ・ブライド!』の邦題で2026年4月3日に全国公開されることが決定。あわせて2種のティザービジュアルとティザー予告が公開された。

 本作は、孤独な不死身の怪物と彼の手で墓場からこの世によみがえった花嫁による愛と破壊の逃避行を描いた物語。監督は、女優として活躍する傍ら監督業に進出し、初監督作品の『ロスト・ドーター』が第94回アカデミー賞脚色賞にノミネートされたマギー・ギレンホールが務めた。

 主演を務めるのは、クロエ・ジャオ監督の新作映画『ハムネット』にも出演しているバックリーと『ザ・ファイター』で第83回アカデミー賞主演男優賞を受賞したベール。そのほか、『フライトプラン』のピーター・サースガード、『アメリカン・ビューティー』のアネット・ベニング、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルスらが共演に名を連ねた。

 舞台は、1930年代シカゴ。自らを創造した博士の名前を借り“フランケンシュタイン”と名乗って生きてきた怪物は、人々に忌み嫌われ誰とも心を通わせられない孤独に耐えきれなくなっていた。そんなフランケンシュタインは、高名な研究者・ユーフォロニウス博士に「伴侶を創ってほしい」と依頼。その頼みを聞き入れた博士は、墓から掘り起こした女性の遺体を彼の花嫁(ブライド)としてよみがえらせる。ある事件をきっかけに追われる身となった2人は逃避行に出るが、それはやがて、人々や警察を巻き込み、社会全体を揺るがす革命の始まりとなる。果たして、愛と破壊の限りを尽くす逃避行の果てに2人を待ち受ける運命とは。

映画『ザ・ブライド!』ティザー予告

 公開されたティザー予告編は、自らの数奇な運命を笑い飛ばすかのような花嫁(ジェシー・バックリー)の、黒い模様が象徴的な口元のアップから始まる。階段から足を踏み外し事故死した女性は、フランケンシュタイン(クリスチャン・ベール)とユーフォロニウス博士の手によって墓から掘り起こされ、再び命を与えられた。「残された道はただひとつ……生きろ」と語りかけるフランケンシュタインの言葉の通り、花嫁は生前の記憶を全て失っており、自分が誰かもわからないまま彼との新たな人生に身を投じていく。しかし、街のゴロツキに絡まれたフランケンシュタインは、花嫁を守るため彼らを殺害。これをきっかけとして 2 人は警察から追われる身となり、“死が二人を分かつまで”続く逃避行へと乗り出していくこととなる……。

 あわせてペアとなるティザーポスター2種も公開。クールでレトロなイラスト風のポスターには花嫁とフランケンシュタインの顔が半分ずつ描かれ、並べるとひとつの顔に見えるようになっており、2人が運命共同体として愛と破壊の逃避行に乗り出していくことが表現されている。

■公開情報
『ザ・ブライド!』
2026年4月3日(金)全国ロードショー
出演:ジェシー・バックリー、クリスチャン・ベール、ピーター・サースガード、アネット・ベニング、ジェイク・ギレンホール、ペネロペ・クルス
監督:マギー・ギレンホール
配給:東和ピクチャーズ・東宝
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