『映画 えんとつ町のプペル』続編の本予告公開 MEGUMI、小芝風花、吉原光夫ら新キャストも

2026年3月27日に公開される『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』の追加声優キャストとして、MEGUMI、小芝風花、吉原光夫、土屋アンナらの出演が発表され、あわせて本予告が公開された。
2020年に公開され、国内動員196万人の大ヒットを記録したオリジナルアニメーション『映画 えんとつ町のプペル』。原案は、2019年に発売された、にしのあきひろによる絵本『チックタック約束の時計台』。続編となる本作では、前作から引き続き、原作者の西野亮廣が製作総指揮・脚本を務め、アニメーション制作をSTUDIO4°C、監督を廣田裕介が担当する。
主人公・ルビッチの声は、NHK連続テレビ小説『あんぱん』(2025年前期)でヒロイン・のぶ(今田美桜)の幼少期を演じた永瀬ゆずなが担当。窪田正孝が前作に引き続きプペルの声を務める。
本作の舞台となるのは、すべての“時間”が集まる謎の異世界“千年砦”。そこでルビッチの新たな相棒となる異世界ネコ・モフをMEGUMIが演じる。ルビッチはモフと出会い、壮大で愉快な冒険へと繰り出すこととなる。
美しい歌声を持つ、人に化けた植物・ナギ役には、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』にも出演した小芝が決定。100年間、約束を信じて待ち続ける、時計師・ガス役は、劇団四季でキャリアをスタートし、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の2021年版に出演し、2025年版では、演出も務めた吉原が演じる。ナギとガス、2人が紡ぐ物語がルビッチの大冒険に大きく関わることとなる。
さらに歌手、女優、タレントと幅広く活躍する土屋が、ルビッチに千年砦の止まった大時計を修理する“役割”を与えるキーパーソン・女王ネズミ役を演じる。
また、山寺宏一、藤森慎吾、伊藤沙莉、東野幸治、錦鯉、森久保祥太郎が前作から続投することも発表された。
本作の製作総指揮・原作・脚本を手がける西野とはデビュー当時からの旧知の仲であるMEGUMIは、本作での出演について「西野君が作った作品に時を経てこういう形で参加させていただけるのは大変エモーショナルな出来事でした。西野君のピュアな想いがたくさん詰まった『プペル』という作品に携われたのも感慨深かったです」と述べている。
収録現場での様子を聞かれるとMEGUMIは「彼も私もバラエティをずっとやってきた人なので、本来このアニメの世界観にはあまりないようなアドリブだったり、ツッコミだったりとか、そういうお笑いをやってきた人だからこその演出みたいなところに、めちゃくちゃアイデンティティを感じましたし、西野君が作っている作品だなと途轍もなく感じました」と長い付き合いならではの空気感を振り返った。
脚本を読んだときの感想を聞かれると「子供たちに向けての作品でもあり、大人の人たちに向けての作品でもあると思うんですけれども、一貫して勇気と友情みたいなところを常にブラッシュアップして描いているので、私も映像を作っていますが、絶対自分にはない世界観で、めちゃめちゃピュアな人、優しい人なんだなというのを作品を通じてすごく感じました。自分の忘れていた人生の大切な部分を思い出させてくれるような作品でした」と語っている。
さらに、本作でナギとガスの恋模様も本作の大きな柱のひとつ。脚本を読んだ時の感想を聞かれると、小芝は「最初はルビッチと新しい相棒・モフが一緒に冒険していく姿にワクワクしていたんですけど、後半台本を読みながら泣いてしまって、アフレコ本番中も泣きながらお芝居するぐらい、待つことの強さを体現するガスの姿に胸を打たれて、この作品はお子さんはもちろんですけど大人の方が見ても、グっと来る作品になっているんじゃないかなと思います」と現場でのアフレコの様子を語った。
そんな現場での西野とのディレクションの印象を尋ねると、吉原は「僕は付き合いも長くなってきているんですけど、“瞬間の人”なんですよね。見た瞬間に足りないものとか自分の感覚において、こうなんじゃないかと思ったことに真っ直ぐなので、舞台も一緒にやっているんですが、相変わらずその瞬間に湧き上がったものを具限化するエネルギーというのにいつもすごくエネルギーをもらいます」と笑顔で西野との関係性を話した。
対して小芝は「おっしゃることが見えている方で、安心して収録に臨めました。収録が始まる前に、『ナギとガスは僕(西野)と梶原くんの話なんだよね』と教えていただいて、その話を聞きながら泣きそうになって、その瞬間、気持ちのスイッチが入りました」と話した。
“信じて待つ”という大きなテーマとなる本作について、吉原は「子供だけではなくご両親も、そしてカップルも1人の人も全ての人が観に来て温かくなるし、もう1回信じよう、待とう、と思えるような作品だと思います。是非皆さん劇場にいらしてください」とメッセージを寄せ、小芝は「本当に心が温まる作品となっております。冒険のワクワクもそうですし、人を信じて待つという1番の優しさというか強さも、私自身勉強させていただきました。いろんな方に見ていただきたいので是非劇場で見てください」と力強く語った。
あわせて公開された、ルビッチ(永瀬ゆずな)の新たな相棒・モフ(MEGUMI)と、物語の鍵となるナギ(小芝風花)、ガス(吉原光夫)の新映像も含まれた予告は、「遠くに行ってしまった大切な君にもう一度出会うまでの物語」というナレーションから始まる。ルビッチが迷い込んだのは、すべての“時間”が集まる異世界“千年砦”。そんなルビッチの前に現れるのは言葉を話す異世界ネコ・モフ。元の世界に戻るために、ある役割を命じられる。それは千年砦で誰も直せないまま、何かを待つように止まっている時計を動かすこと。ルビッチは相棒となったモフとともに、時計を直すために新たな冒険へと踏み出す。旅の途中でさまざまな異世界の住人に出会うルビッチ。ふと「友達のことを考えてた…」と立ち止まる瞬間に映し出されるのは、前作で会えなくなった友達であるゴミ人間・プペル(窪田正孝)の姿。彼との思い出を振り返りながらルビッチは「会えなくなった人のことを考えても仕方がない。だけど、先に進んじゃったら、大切な人が、遠くに行っちゃった人が戻ってくる場所が無くなっちゃうから!」というルビッチの叫びは、“もう一度会いたい”という強い想いを浮かび上がらせる。
さらに、人に化けた植物・ナギと時計師・ガスの切ない恋模様、そして煙のように迫りくる“巨大な炎の手”など、千年砦に隠された謎の一部が明かされる。果たしてルビッチはプペルに再び会うことができるのか。
コメント
MEGUMI(モフ役)
西野君が作った作品に時を経てこういう形で参加させていただけるのは大変エモーショナルな出来事でした。西野君のピュアな想いがたくさん詰まった『プペル』という作品に携われたのも感慨深かったです。
彼も私もバラエティをずっとやってきた人なので、本来このアニメの世界観にはあまりないようなアドリブだったり、ツッコミだったりとか、そういうお笑いをやってきた人だからこその演出みたいなところに、めちゃくちゃアイデンティティを感じましたし、西野君が作っている作品だなと途轍もなく感じました。
子供たちに向けての作品でもあり、大人の人たちに向けての作品でもあると思うんですけれども、一貫して勇気と友情みたいなところを常にブラッシュアップして描いているので、私も映像を作っていますが、絶対自分にはない世界観で、めちゃめちゃピュアな人、優しい人なんだなというのを作品を通じてすごく感じました。自分の忘れていた人生の大切な部分を思い出させてくれるような作品でした。
小芝風花(ナギ役)
最初はルビッチと新しい相棒・モフが一緒に冒険していく姿にワクワクしていたんですけど、後半台本を読みながら泣いてしまって、アフレコ本番中も泣きながらお芝居するぐらい、待つことの強さを体現するガスの姿に胸を打たれて、この作品はお子さんはもちろんですけど大人の方が見ても、グっと来る作品になっているんじゃないかなと思います。
西野さんはおっしゃることが見えている方で、安心して収録に臨めました。収録が始まる前に、『ナギとガスは僕(西野)と梶原くんの話なんだよね』と教えていただいて、その話を聞きながら泣きそうになって、その瞬間、気持ちのスイッチが入りました。
本当に心が温まる作品となっております。冒険のワクワクもそうですし、人を信じて待つという 1 番の優しさというか強さも、私自身勉強させていただきました。いろんな方に見ていただきたいので是非劇場で見てください。
吉原光夫(ガス役)
ガスはテンションの差が激しい役で、エネルギーを結構使いました。
西野さんと僕は付き合いも長くなってきているんですけど、“瞬間の人”なんです。見た瞬間に足りないものとか自分の感覚において、こうなんじゃないかと思ったことに真っ直ぐなので、舞台も一緒にやっているんですが、相変わらずその瞬間に湧き上がったものを具限化するエネルギーというのにいつもすごくエネルギーをもらいます。
子供だけではなくご両親も、そしてカップルも1人の人も全ての人が観に来て温かくなるし、もう1回信じよう、待とう、と思えるような作品だと思います。是非皆さん劇場にいらしてください。
■公開情報
『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』
2026年3月27日(金)全国公開
出演:永瀬ゆずな、窪田正孝、MEGUMI、小芝風花、吉原光夫、土屋アンナ、山寺宏一、藤森慎吾、伊藤沙莉、東野幸治、錦鯉、森久保祥太郎
製作総指揮・脚本:西野亮廣
監督:廣田裕介
アニメーション制作:STUDIO4°C
原案:『チックタック 約束の時計台』にしのあきひろ著(幻冬舎)
主題歌:「えんとつ町のプペル」ロザリーナ(ソニー・ミュージックレーベルズ)
配給:東宝・CHIMNEY TOWN
©西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会
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