髙橋ひかる、大倉孝二、光石研ら、松田龍平主演『探偵さん、リュック開いてますよ』出演へ

2026年1月9日よりテレビ朝日系で放送がスタートする松田龍平主演の金曜ナイトドラマ『探偵さん、リュック開いてますよ』の追加キャストとして、髙橋ひかる、大倉孝二、水澤紳吾、片山友希、光石研の出演が発表された。
松田がテレビ朝日ドラマ初主演を務める本作は、田舎の温泉街を舞台に、探偵兼発明家に舞い込むちょっと奇妙な依頼を、これまた奇想天外な方法で解決するヒューマンミステリー。企画から参加した松田の自由な発想から生まれ、脚本・監督の沖田修一とタッグを組んだ。
小さな田舎町・西ヶ谷温泉を舞台に、探偵兼発明家の一ノ瀬洋輔(松田龍平)のもとへ次々と舞い込むヘンテコな依頼を、奇想天外な方法でゆる~く解決していく。
廃業した実家の温泉宿「ゆらぎや」で、失踪した父の後を継いで探偵稼業を営みながら発明に力を注ぐ洋輔は、普段はボーっとしていて、依頼人の話が長いとほとんど聞いていなかったり、考え事をするときはリフティングしたり、外出時に背負うリュックはほぼ開きっぱなし……と、かなり変わった人物。だが、西ヶ谷温泉の住人は、そんな洋輔が馴染んでしまうほど個性豊かな人ばかり。
そのひとりが、髙橋演じる商店「フレッシュマート酒井」の看板娘・酒井あおす。看板娘とは名ばかりで、愛想もなければ口も悪く、初対面の人はたじろいでしまうほど。しかし、実は世話好きで、地元では何かと頼りにされる存在でもある。店が町の入り口にあるため、外から来る人が最初に出会う第一町人が大概あおいで、そんなあおいには「あんた、この町の人じゃないね」「ようこそ西ヶ谷温泉へ」というキメ台詞が。いわば“街の税関役“だ。「ゲームで例えるなら“NPC(ノンプレイヤーキャラクター)”のような存在ですかね(笑)。挑戦者が必ず通る門番のような役割だと思っています」と自身の役割を捉える髙橋は、「ガラが悪い強めの装いをしていますが、知れば知るほど心は温かい子だなと感じています」と早くも役に親しみを感じている様子。
光石が演じるのは、定年間近のベテラン刑事・春藤慶太郎。洋輔の失踪した父と親しい間柄だったことから洋輔のことを幼い頃からよく知り、今でも気にかけてくれる存在ではあるのだが……。“余命宣告”を受けているという春藤は、西ヶ谷温泉で巻き起こる事件や問題の現場に病を押して来ては「頼むよ、現場で死なせてくれよ」とカッコよくお決まりのセリフを放つのだが、どうにもならない状況に陥るとすぐに洋輔を頼りがち。洋輔の発明品でどうにかしてくれるという頭があるようで……。光石は「松田龍平×沖田修一。このお二人の素晴らしいケミストリーで傑作間違いなしだと直感しました。そのお仲間に入れていただき、感激です」と出演することへの喜びを明かし、「とにかく龍平くんとの絡みが楽しくて!」と声を弾ませている。
また、洋輔には暇さえあれば一緒につるむ中学時代からの腐れ縁の仲間たちがいる。そのひとりが、大倉演じる清水としのり。不動産業を営む清水だが、田舎町ゆえに不動産の仕事は儲かるどころか暇を持て余す日々。そのうえお調子者で適当すぎる性格が災いして、何かと問題を起こしては洋輔を巻き込むトラブルメーカーだ。一方で、洋輔に舞い込むヘンテコ依頼に巻き込まれたり、はたまた自ら巻き込まれにいったり……。厄介者であるのは確かなようだが、一方で、大倉は「今一つ、一貫性のない適当な奴ですが、悪いやつではないようです、どうやら」と称している。
もうひとりの同級生・室町圭を演じるのは水澤。実家が営む射的屋さんを継ぐ室町も、清水に負けず劣らずのゆるい毎日を過ごし、洋輔、清水と過ごす時間がもはや生活の一部。くだらない話を大真面目に話すもはや“三馬鹿トリオ”の3人だが、その中でも一番まともなのが室町か。「必死で、どんどん前のめりになってしまう室町…というか私自身がいて。松田さんと大倉さんに、その都度助けていただいています。申し訳ないと思いつつ、本当に感謝です。」と語る水澤だが、現場でも早くも役柄同様の“トリオ”が出来上がっている様子。
さらに、片山が“田舎暮らし系”の人気動画配信者・南香澄役を担当。都会に疲れ、日本全国の田舎を転々とする中でたどり着いた西ヶ谷温泉で、洋輔に興味を抱いて「探偵をつけてみた」動画を投稿したところプチバズり。そこで、「ゆらぎや」に居候しながらひそかに洋輔の動画投稿を続けるのだが、同時に洋輔のヘンテコ依頼に巻き込まれていくことに。「南はこの町に外から来て、町や人のちょっとしたおかしさを感じたら出て行けばいいのに、出て行かずに居座る結構“頑固な”動画配信者です。第1話は視聴者の皆さんと同じ目線でこの町の雰囲気を伝えていきます」と意気込んでいる。
髙橋ひかる(酒井あおい役) コメント
出演が決まった際の気持ち
タイトルを聞いたときは「探偵さんなのに抜けている…?」と、どんなお話なのか興味とワクワクが湧きました。脚本を拝見させていただくと、西ヶ谷温泉を舞台に起こるヘンテコな事件を通して、読んでいる側も巻き込まれていくような感覚があり、そこで描かれている人との出会いや出来事もとても愛おしく感じました。
自身が演じる酒井あおいという役の印象
町にやって来た人が最初に出会うのがあおいなのですが、ゲームで例えるなら“NPC(ノンプレイヤーキャラクター)”のような存在ですかね(笑)。挑戦者が必ず通る門番のような役割だと思っています。あおいはどうしてこの町にいるのか、ということも後々気にしてもらえたらなと思います。
役作りで大切にしていること
あおいは、ガラが悪い強めの装いをしていますが、知れば知るほど心は温かい子だなと感じています。ただ役作りではないですけど、明るい髪色の役をこれまで経験してこなかったので、意外と髪の色をキープすることが大変なんだと知りました。
視聴者にメッセージ
日常に紛れたヘンテコな出来事や人に、笑ったり、温かい気持ちになったり、絶妙な湯加減で視聴者の皆さんをお迎えします。この町の住民になってみたくなっちゃうかも…しれませんね。
大倉孝二(清水としのり役)コメント
出演が決まった際の気持ち
沖田監督とまたお仕事させていただけることを大変嬉しく思いました。そして、松田龍平くんが小さな温泉街で探偵って、合っているんだか合っていないんだか分からないのが、何だかいいんじゃないかと思いましたね。
自身が演じる清水としのりという役の印象
洋輔の同級生で、不動産業をしている男です。今一つ、一貫性のない適当な奴ですが、悪いやつではないようです、どうやら。
視聴者にメッセージ
あまり一生懸命、見ないでいただけたら良いんじゃないでしょうか。リラックスして、できればお酒なんかを飲みながらでも…何か違うかな?
水澤紳吾(室町圭役)コメント
出演が決まった際の気持ち
「10年以上ぶりに、沖田監督に現場で会える!」とその場でジャンプして、「松田龍平さん、大倉孝二さんの同級生か!」とギューっと緊張して縮こまり、「脚本に守屋文雄!」と見つけてグッと拳に力の入ったのを覚えています。
自身が演じる室町圭という役の印象
洋輔と清水の同級生で、父親から継いだ射的場を営んでいます。「なぁ、いつもこうだよな。なんか、情けないっていうか…」という台詞がありまして、そんな人です。でもガッツのある人だと思います。
実際に演じてみて
必死で、どんどん前のめりになってしまう室町…というか私自身がいて。松田さんと大倉さんに、その都度助けていただいています。申し訳ないと思いつつ、本当に感謝です。
視聴者にメッセージ
不思議な出来事の連続に、西ヶ谷温泉の皆は真面目に向き合い、とても地道に愛らしく生きています。ご覧くださる間、皆さんもこの町の住人になって、ほんわかと楽しんでいただける作品になると思います! 何卒、よろしくお願いいたします!
片山友希(南香澄役)コメント
出演が決まった際の気持ち
沖田監督と松田さんのファンだったので、前からご一緒したいと思っていました。今回お声掛けいただき、純粋にとても嬉しかったです。台本を読んだとき、“頑張らない”というのがすごくいいなと感じました。頑張らないってどうでもいいって事じゃなく、人に対しての思いはちゃんとある世界が素敵だなと思いました。
自身が演じる南香澄という役の印象
南はこの町に外から来て、町や人のちょっとしたおかしさを感じたら出て行けばいいのに、出て行かずに居座る結構“頑固な”動画配信者です。第1話は視聴者の皆さんと同じ目線でこの町の雰囲気を伝えていきます。
実際に演じてみて
YouTubeでの姿と普段の姿、そのギャップをわざとらしくならずに出せるよう意識しました。シーンごとに衣装やメイクも変えているので、そこも楽しんでご覧いただけたら!
視聴者にメッセージ
ミステリーなのに、発明品で解決する。でも気づくと「ん? 実は今深いこと言ってる…?」と感じる、不思議で楽しい作品です。ゆる~く、気楽に楽しんでいただけたら嬉しいです!
光石研(春藤慶太郎役)コメント
出演が決まった際の気持ち
松田龍平×沖田修一。このお二人の素晴らしいケミストリーで傑作間違いなしだと直感しました。そのお仲間に入れていただき、感激です。
自身が演じる春藤慶太郎という役の印象
昔かたぎの刑事です。
実際に演じてみて
とにかく龍平くんとの絡みが楽しくて!
視聴者にメッセージ
今まで見たことのない、奇天烈で型破りなドラマになっていると思います! 画面の細部までお見逃しなく!
■放送情報
『探偵さん、リュック開いてますよ』
テレビ朝日系にて、2026年1月9日(金)スタート 毎週金曜23:15~24:15放送(※一部地域を除く)
出演:松田龍平
企画:松田龍平、沖田修一
脚本:沖田修一、近藤啓介、守屋文雄
監督:沖田修一、近藤啓介、東かほり
音楽: 池永正二
企画協力:安藤泉美(オフィス作)
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、山本喜彦(MMJ)、森一季(MMJ)
制作:テレビ朝日・MMJ
©︎テレビ朝日
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