『ウィキッド 永遠の約束』高畑充希、清水美依紗ら9名が日本語吹替版キャスト続投へ

2026年3月6日に全国ロードショーされる映画『ウィキッド 永遠の約束』の日本語吹替版キャストを、高畑充希、清水美依紗、海宝直人、田村芽実、入野自由、kemio、ゆりやんレトリィバァ、塩田朋子、大塚芳忠が続投することが決定した。
日本でも累計興行収入35億円を突破し、大ヒットを記録した『ウィキッド ふたりの魔女』の続編となる本作は、11月21日に全米で公開されると前作を上回るオープニング成績を記録し、初登場No.1を獲得した。
前作に引き続き数多くの受賞歴を誇るジョン・M・チュウが再び監督を務め、アカデミー賞にWノミネートされたことでも話題となったシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデ、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のジョナサン・ベイリーをはじめとしたキャストが再集結。『オズの魔法使い』で少女ドロシーが迷い込んだ“オズの国”で、最も嫌われた“悪い魔女”と最も愛された“善い魔女”の過去が、それぞれの視点から語られていく。
自由のため孤独に戦う“悪い魔女”エルファバ役(シンシア・エリヴォ)の吹き替えを引き続き担当するのは、数々の映画やドラマで活躍し、『ピーター・パン』や『ウェイトレス』、『ミス・サイゴン』など、ミュージカル俳優としても活躍する高畑。前作の大ヒットについて「字幕も吹替も両方観たよ! と言ってくれる方が多くて、凄く嬉しかったです。私も映画館まで観に行って、何回観ても感動しました」と喜んだ高畑は、お気に入りの楽曲について「エルファバとグリンダが今作で歌う『フォー・グッド』という曲は、ふたりの歴史を感じたシーンだったので本当にウルっとしましたし、今回初めてグリンダ役の美依紗さんと一緒に歌えて嬉しかったです」とコメント。さらに最終章となる本作は「とても胸がきゅっとなり、人生を考えさせられるような壮大な物語になっています」と、前作以上に大きな感動が待ち受けていることを語った。
そして、民衆の希望である“善い魔女”グリンダ役(アリアナ・グランデ)は、『バグダッド・カフェ』や『ビートルジュース』、『レ・ミゼラブル』など数々のミュージカルに出演しているアーティストの清水が続投。清水は続投に向けた想いについて「またグリンダ役としてこの世界に戻ってこられて嬉しいです」と喜びを表しながら、「前回に引き続き、可愛らしいチャーミングさはそのままに、本作では内にある葛藤や、決断を迫られる際の苦しみなども丁寧に描かれていて、グリンダの成長が感じられると思います」と、新たなグリンダの魅力を語った。さらに「本作も沢山見どころがありますが、やはり『フォー・グッド』のシーンは外せないと思います。あなたに出会えたから私がいるという、ふたりの切実で確かな愛が詰まっています。今回は高畑さんと一緒に収録できたので、お互いに表情をみながら歌えたことが本当に宝物になりました」と注目のシーンを挙げた。そして「エルファバの自分の信じる道を真っすぐ進んでいく姿や、グリンダの皆から愛される存在として希望を広げていく姿が、今の私たちに色々な形で胸に届くところがきっとあると思います」と本作の深いメッセージを明かした。
また、エルファバの行方を追う護衛隊の隊長フィエロ役(ジョナサン・ベイリー)を海宝、エルファバの妹で今やマンチキン国の総督であるネッサローズ役(マリッサ・ボーディ)を田村、グリンダに好意を寄せながらネッサローズの下で働くボック役(イーサン・スレイター)を入野、グリンダが最も信頼する補佐官のファニー役(ボーウェン・ヤン)とシェンシェン役(ブロンウィン・ジェームズ)をkemioとゆりやん、天候を操りオズの秩序を守る報道官のマダム・モリブル役(ミシェル・ヨー)を塩田、そして、最も偉大で恐ろしい存在であるオズの魔法使い役(ジェフ・ゴールドブラム)を大塚が続投する。
また、制作は、台詞演出の三間雅文、音楽プロデューサーの蔦谷好位置、歌唱指導の高城奈月子、日本語歌詞監修のいしわたり淳治が引き続き担当することも発表された。
吹替版予告では、前作で正反対の道を歩むこととなったエルファバとグリンダのその後の姿が描かれる。オズの国の“善い魔女”として希望の象徴となり、民衆から人気と期待を集めるグリンダと、“悪い魔女”としての悪名を着せられながらも自らの信念に従い孤独に戦うエルファバ。道を違えても、築き上げた心の絆は決して途切れることはなく、やがて運命的に交差していく。かけがえのない友情を確かめ合うふたりが紡ぐ楽曲「フォー・グッド」が響き渡る映像となっている。
コメント
高畑充希(エルファバ役)
『ウィキッド ふたりの魔女』をたくさんの方に観ていただき、「字幕も吹替も観たよ!」と言ってくれる方が多くて、凄く嬉しかったです。エルファバとグリンダが今作で歌う「フォー・グッド」という曲は、ふたりの歴史を感じたシーンだったので本当にウルっとしましたし、今回初めてグリンダ役の美依紗さんと一緒に歌えて嬉しかったです。私は一足早く本編を拝見しましたが、とても胸がきゅっとなり、人生を考えさせられるような壮大な物語になっています。名曲の数々に加え、今回は映画オリジナルの新曲もありますので、ぜひ映画館で楽しんで下さい。
清水美依紗(グリンダ役)
引き続きグリンダ役としてこの世界に戻ってこられてとても嬉しいです。前回に引き続きグリンダは可愛らしくチャーミングですが、本作では内にある葛藤や、決断を迫られる際の苦しみなども丁寧に描かれていて、グリンダの成長が感じられます。見どころ満載の本作ですが、「フォー・グッド」をふたりが歌い上げるシーンは注目です。高畑さんと互いに表情をみながら歌えたことは本当に宝物になりました。あたなに出会えたから私がいるという、ふたりの切実で確かな愛が詰まったシーンなので、是非ご注目下さい。エルファバの正しいと信じる道を真っすぐ進んでいく姿や、グリンダの皆から愛される存在として希望を広げていく姿が、今の私たちに色々な形で胸に届くところがきっとあると思います。
是非映画館でご覧下さい。
海宝直人(フィエロ役)
フィエロ役の吹替担当としてこの物語に再び関われること、とても光栄に思っています。物語が持つ力強さやキャラクターの心の繊細な動きが、美しい映像と音楽によって鮮やかに描き出されているのを収録の中で強く感じました。フィエロの軽やかさの奥にある優しさや不器用さにも丁寧に寄り添いながら、新たに描かれるオズの世界を皆さまにお届けできればと思います。
田村芽実(ネッサローズ役)
また、大好きなオズの世界に戻ってくることができて大変幸せに思っています。アフレコをしながら、映像の力に圧倒され、心動かされてしまう瞬間がたくさんありました。きっと皆様の心にも届くはずです。どうか楽しみに待っていてください!
入野自由(ボック役)
待ってました!! 今作も続投が決まり、とても嬉しく思っています。オズの国はどうなるの!?登場人物たちの行く末は!? 今回も見所満載です。ボックも波乱の連続! ぜひ、映画館へ!
kemio(ファニー役)
再び『ウィキッド』に携わることができて本当に嬉しく思います。本作では、フレッシュなファニーの姿や彼の成長を感じ、新しい発見もありながら声を当てることができました。吹替のお仕事以上の気づきや、勉強をさせて頂いたキャラクターなので、ファニーには凄く感謝しています。映画館を出る際に、皆さんの人生に新たな旅が訪れるのではないかなと思う、そんな素晴らしいメッセージを感じていただける映画だと思いますので、是非ご覧下さい。
ゆりやんレトリィバァ(シェンシェン役)
再びシェンシェンの吹替を担当できるのは、嬉しくもあり身も引き締まる思いです。前作に比べてシェンシェンが少し大人になっているので、そこを上手く表現したいという思いで吹替に挑みました。いよいよ来年 3 月に公開になりますが、あのふたりの間にこういうことが起きてたの!? とか、あのストーリーの裏は実はこうだったんだ! という、本当に皆さんが知りたかったことや見たかったことが明らかになると思います。シェンシェンやファニーの少し成長した姿も楽しみにしていて下さいね!
塩田朋子(マダム・モリブル役)
いよいよ! 待ちに待った最終章です。「吹替版で観ましたよ」というお声をたくさんかけて頂き、嬉しさと同時に、この作品の偉大さ、そして関われた事の喜び、責任を痛感しています。正反対の道を選んだエルファバとグリンダ、そして他のキャスト達の新たなる旅立ちをどうぞ皆さんで見届けて下さい!
大塚芳忠(オズの魔法使い役)
前作に引き続き続投させて頂くことになりました。これほどの超大作に再び関わることでき声優冥利につきるという思いです。長い間ジェフ・ゴールドブラムの吹替を担当させて頂いておりますが、今回の作品における魔法使いの役こそ彼の代表作となるものだと、改めて確信いたしました。彼の独特な個性、醸し出す不思議なムード、まさに魔法の世界の住人そのもの。ふたりの魔女と歌い踊るシーンなど感動で胸が熱くなりました。どうかどうか、来春の公開、楽しみにお待ち下さい。

■公開情報
『ウィキッド 永遠の約束』
2026年3月6日(金)全国ロードショー
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、マリッサ・ボーディ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム
日本語吹替版キャスト:高畑充希、清水美依紗、海宝直人、田村芽実、入野自由、kemio、ゆりやんレトリィバァ、塩田朋子、大塚芳忠ほか
日本語吹替版スタッフ:三間雅文(台詞演出)、蔦谷好位置(音楽プロデューサー)、高城奈月子(歌唱指導)、いしわたり淳治(日本語歌詞監修)
監督:ジョン・M・チュウ
脚本:ウィニー・ホルツマン and ウィニー・ホルツマン&デイナ・フォックス
製作:マーク・プラット、デヴィッド・ストーン
原作:ミュージカル劇『ウィキッド』(作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ、脚本:ウィニー・ホルツマン)/ グレゴリー・マグワイアの原作小説に基づく
配給:東宝東和
©Universal Studios. All Rights Reserved.
公式サイト:https://wicked-movie.jp





















