神尾楓珠、俳優デビュー10年での変化 「別人くらい変わった」コミュ力と変わらぬ自己評価

“恋の終わり”を経験したすべての人に贈る切ない恋物語『すべての恋が終わるとしても』(ABCテレビ・テレビ朝日系)。冬野夜空による同名の超短編集を映像化した本作は、“忘れられない恋”をテーマにした切ないラブストーリーだ。
葵わかなと共にW主演を務めているのは神尾楓珠。現場でのエピソードや自身の恋愛観、俳優デビュー10周年で感じた“変化”などについて、話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
高校生役は「めちゃくちゃ恥ずかしかった」
ーー撮影を振り返っていかがですか?
神尾楓珠(以下、神尾):物語的には切なくて重い部分もあり、さらに真夏に冬のシーンを撮影したり……。大変な部分も多かったんですけど、現場の雰囲気に救われました。
ーー撮影現場はどんな雰囲気だったんですか?
神尾:すごく温かくてアットホームな雰囲気でした。スタッフさんも優しい方ばかりで。メリハリがちゃんとあるというか。撮影が始まるとお仕事モードになるけれど、それ以外はみんなでボケ合ったりしていました。
ーー神尾さんもボケたりされるんですか?
神尾:僕は、そっとボケる感じです(笑)。全体に聞こえる声量でボケたりはしないんですけど、たまに(葵)わかなちゃんにだけ聞こえるボケをしたり。わかなちゃんは、どんなボケでも拾ってくれるからありがたかったです。
ーー意外です。普段から、わりとボケるタイプなんですか?
神尾:いやぁ、普段はあまり。今回は、(藤原)丈一郎くんがいたのが大きかったですね。ずっとボケるし、ずっとツッコんでるし……とにかくずっと喋っているんですよ(笑)。なので、丈くんに引き出された感じでした。
ーー今回の作品には“恋愛あるある”が詰め込まれていますが、神尾さんも共感する部分はありましたか?
神尾:ありましたね。自分がそのまま経験したわけではなくても、「こういうすれ違い、あるよな~」「恋してたら、こういう気持ちになるよな~」と感じます。
ーードラマは由宇(葵わかな)と真央(神尾楓珠)の高校時代からスタートしましたが、学生役は久しぶりですよね。
神尾:ですね。めちゃくちゃ恥ずかしかったです。わかなちゃんと「恥ずかしいね」って言い合いながら演じていました。
ーーでも、まったく違和感がなかったです。
神尾:いや、違和感はありますよ! あると思います……! でも、ちょっと小っ恥ずかしくなっているところに高校生らしさが出て、逆に良かったのかもしれないです。
























