山本耕史&若村麻由美、『緊急取調室』S5初回ゲストに 天海祐希「本当にうれしいです」

『緊急取調室』S5初回に山本耕史&若村麻由美

 10月16日よりテレビ朝日系で放送がスタートする天海祐希主演の木曜ドラマ『緊急取調室』第5シーズンの第1話に、山本耕史と若村麻由美がゲスト出演することが決定した。

 天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーとともに、 数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。井上由美子が手がける完全オリジナル脚本をベースに、「取調室」という名の“密室の戦場”で行われる“銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘”を描いた本作は、2014年1月期に放送されるや大きな話題に。これまで連続ドラマ4作品(2014年1月期、2017年4月期、2019年4月期、2021年7月期)に加え、ドラマスペシャル2作品(2015年9月、2022年1月)を世に送り出し、人気シリーズとして不動の地位を確立してきた。

 そんな『緊急取調室』が12年の時を経てついに完結へ。 連続ドラマ第5シーズンでは、有希子ら鉄壁の取調べチーム=“キントリ”が久々にして待望の再結成。12月26日公開のシリーズ完結編『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』とも連動するエピソードも交えながら、“シリーズ史上最強の被疑者たち”に立ち向かっていく。

 初回拡大スペシャルでは、政府肝いりの再開発計画が発端となり、国家プロジェクト幹部の命が次々と奪われる連続殺人事件が発生。 捜査はどこまでも困難を極め、なんと、百戦錬磨のキントリの前に難攻不落の被疑者たちが多数乱立。歴代最高難度の取調べが展開される。

 山本が演じるのは、日本初の車いすキャスターとして人気を博す倉持真人。倉持はかつて報道記者として活躍するも、不慮の事故で車いす生活に。しかし、報道を通して正義を貫こうとする姿勢は健在。今では自身の報道番組を持ち、忌憚なき意見を発信し続けている。ところが、そんな倉持に新たな悲劇が。連続殺人事件を起こした正体不明の犯人を番組内で挑発したことがきっかけとなり、同様の手口で実父が殺害されたばかりか、倉持自身も襲撃されてしまう。しかも倉持は過去に起きた“ある事件”によって、主人公・真壁と浅からぬ因縁で結ばれた人物。時を経て、2人は取調室で、宿命的な対峙の瞬間を迎えることになる。

 出演にあたり山本は、「キントリが被疑者や事件関係者と対峙するシーンはいつも壮絶で、強く印象に残っていました。台本も想像していた通り“辞書”みたいなボリュームで(笑)、大変ではありますが、本当にやりがいがある作品。『喜んで!』という気持ちで、参加させていただいています」と語った。

 天海とは『老後の資金がありません!』で共演した若村が演じるのは、倉持の妻・利津子。利津子はビストロ風のレストランで、明るくキビキビと働く料理人。しかし、倉持とは現在別居中。事件のことは何も分からないと証言しますが、その表情にはどこか陰りが。利津子の些細な変化や、言動の矛盾を漏らさずキャッチし、秘密を抱えていることを確信する真壁。被疑者が乱立する中、捜査線上に急浮上した疑惑の妻・利津子はやがて、キントリチームですらも予想だにしなかった衝撃の行動に出る。

 倉持と並ぶ最大のキーパーソンを演じる若村は、本作のファンファンだそうで、「初めて取調室のセットを見た時は『とうとう来たんだ、この場所に!』と血が沸くと同時に、段取りで皆さんのやりとりを見ているだけで、緊張してきて…。心臓がきゅん…となりました」と明かした。その緊張を和らげようと、さりげなく手を差し伸べてくれたのが、大親友だという天海。「天海さんが撮影の合間にこそこそっと心をほぐす言葉を掛けてくださったんです。そういうところが本当に大好き! 大きな胸を借りて頑張ろうと思います」と語った。

 主演の天海も「ファイナルに向けた連ドラで、トップバッターとしてこれ以上はないお2人! 本当にうれしいです」とコメントを寄せた。

コメント

山本耕史(倉持真人役)

 出演が決まった時は、12年も続く作品に参加できるうれしさと当時に、ファミリーのようなチームの中に入るプレッシャーもありました。また、キントリが被疑者や事件関係者と対峙するシーンはいつも壮絶で、強く印象に残っていましたので、「うれしいけれど、大変なんだろうな」と思いました。台本も想像していた通り“辞書”みたいなボリュームで(笑)、大変ではありますが、本当にやりがいがある作品。「喜んで!」という気持ちで、参加させていただいています。
天海さんとは過去に何度も共演させていただいていますが、いつも先頭に立ってくださり、本当に頼りになる存在。いい意味でリラックスもできるし、ピリッともできるんです。今回も撮影中、少し面白いセリフがあって、聞いた途端に笑いそうになってしまったのですが、天海さんがキチッと締めてくださり、気持ちが引き締まりました。楽しさもあり、緊張感もあり、小日向(文世)さんら長年ご一緒させていただいてる方がいる安心感もあり…初めてとは思えない現場です!

若村麻由美(倉持利津子役)

出演が決まった瞬間、「うれしい!!」と思いました。私は『緊急取調室』のファンで、長年ずっと拝見していたので、「いよいよ私が取調室に行けるのね!」とワクワクしました。そんな中、初めて取調室のセットを見た時は「とうとう来たんだ、この場所に!」と血が沸くと同時に、段取りで皆さんのやりとりを見ているだけで、緊張してきて…。私も取調室に入るかもしれないと思うと、心臓がきゅん…となりました。
撮影序盤には、天海さんが無言で私を見ているシーンを撮ったのですが、実を言うとそれだけでも緊張しました(笑) でも、私が緊張しているのを察してくださったのか、天海さんが撮影の合間にこそこそっと心をほぐす言葉を掛けてくださったんです。そういうところが本当に大好き! 天海さんは私が尊敬する役者さん。ずっとファンで、おこがましくも友達でもあるのですが、今回はそんな天海さんの大きな胸を借りて頑張ろうと思います。

『緊急取調室』の画像

木曜ドラマ『緊急取調室』

井上由美子が手掛ける医療ドラマ。取調官・真壁有希子が、専門チーム「緊急事案対応取調班」のメンバーとともに、 数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる。

■放送情報
木曜ドラマ『緊急取調室』
テレビ朝日系にて、10月16日(木)スタート 毎週木曜21:00~21:54放送
※初回は拡大スペシャル(21:00〜22:00放送)
出演:天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世
脚本:井上由美子
演出:常廣丈太(テレビ朝日)
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:都築歩(テレビ朝日)、残間理央(テレビ朝日)、髙木 萌実(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
音楽:林ゆうき
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
©テレビ朝日
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/kintori/
大感謝プロジェクト特設サイト:https://kintori-movie.jp/thanksproject/
公式X(旧Twitter):https://x.com/kintori_tvasahi
公式Instagram:https://www.instagram.com/exkintori/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@kintori4

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる