『迷宮のしおり』シッチェス・カタロニア&東京国際映画祭出品へ 寺西拓人らのコメントも

『迷宮のしおり』国際映画祭出品決定

 2026年1月1日より公開される劇場長編アニメーション『迷宮のしおり』が、58回シッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメ・コンペティション(Anima't)部門、そして第38回東京国際映画祭アニメーション部門に出品されることが決定した。

 本作は、『マクロス』シリーズを手がけた河森監督による初の劇場アニメ作品。“歌”と“SF”と“三角関係”というこれまでの河森のヒットシリーズにおける三種の神器をベースに、現代人の誰もが手にしているスマートフォンあるあるを組み込んだ、ポップでちょっとホラーな異世界脱出劇が展開される。『revisions リヴィジョンズ』『HUMAN LOST 人間失格』に携わった橋本太知が脚本を担当し、『マクロスF』、劇場版『マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』などで河森ともタッグを組んできた江端里沙がキャラクターデザインを担当する。

 新しい学校のリーダーズ・SUZUKAが主人公・栞を、栞が閉じ込められてしまうスマホの中の異世界“無人の横浜”で出会うウサギのスタンプ・小森の声を原田泰造が、栞の幼なじみであり、歌とダンスの動画配信にストイックに取り組む女子高生インフルエンサー・倉科希星を伊東蒼が、栞のクラスメイトでお調子者の山田を齋藤潤が、そして、国際的に注目される若き起業家の架神傑をtimeleszの寺西拓人が担当する。

 現地時間10月9日から19日まで開催される、ホラー、ファンタジー、SF、アニメーションなどのジャンル映画に特化した世界三大ファンタスティック映画祭の最高峰と名高いシッチェス・カタロニア国際映画祭。『リング』や『座頭市』がグランプリを受賞し、さらには『君の名は。』がアニメーション部門最優秀長編作品賞を受賞するなど、日本作品とも縁深い映画祭のひとつでもある。

 また、11月からイギリスのロンドン・エディンバラ・グラスゴーで開催される日本アニメに特化した映画祭・ScotlandLovesAnimeでの上映も決定し、各国の映画祭での上映も続々と決定中だ。

 あわせて、SUZUKA、原田、寺西からは喜びのコメントが到着している。

コメント

SUZUKA(栞役)

“アニメ映画を作る”ことは決して簡単ではない様々な工程がある。ということを知り、無知な私はびっくりしました。ノミネートされた事が本物本当の作品だという事を認めていただけた気がして、、『迷宮のしおり』に携わっている職人様達へ尊敬の拍手を送りたいです。ノミネートの先の賞を頂けたら、より喜ばしいところですが、欲張りすぎず。まずは、河森監督の初オリジナルアニメ映画を世界中の人に観て頂けますよう欲張っていきます。公開をお楽しみに。

原田泰造(小森役)

この度、シッチェス・カタロニア国際映画祭、そして東京国際映画祭への出品が決まり、とても嬉しく思っています。
応援してくださる皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。
是非! 劇場で『迷宮のしおり』を観て一緒に冒険しましょう!

寺西拓人(架神傑役)

この快挙に喜びを感じるとともに、こんなにも素敵な作品に携わることができたことを心から光栄に思います。これからも、『迷宮のしおり』がより多くの人の心に届くよう、努めてまいりたいと思います。この作品をたくさん愛してくださると嬉しいです。

河森正治(監督)

企画がスタートしてから早5年。多種多才な最高のスタッフ、
キャストのチカラを結集し、ついに国内外の映画祭へと繋がりました。さぁ、船出はこれからです! みなさま応援よろしくお願いいたします。

■第38回東京国際映画祭
開催期間:10月27日(月)〜11月5日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:www.tiff-jp.net

■公開情報
『迷宮のしおり』
2026年1月1日(木)公開
キャスト:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)、原田泰造、伊東蒼、齋藤潤、寺西拓人(timelesz)
監督:河森正治
原作:スロウカーブ、Vector Vision、ギャガ、フジテレビジョン
キャラクターデザイン:江端里沙
脚本:橋本太知
アニメーション制作:サンジゲン
企画・プロデュース:スロウカーブ
配給:ギャガ
©『迷宮のしおり』製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/meikyu-shiori/ 
公式X(旧Twitter):@meikyu_shiori 

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