『平場の月』に安藤玉恵×椿鬼奴×栁俊太郎×塩見三省が出演　倉悠貴が堺雅人の息子役に

　11月14日に公開される堺雅人主演映画『平場の月』に安藤玉恵、椿鬼奴、栁俊太郎、倉悠貴、塩見三省が出演することが発表された。

　本作は、第32回山本周五郎賞を受賞したほか、第161回直木賞にノミネートされた、朝倉かすみの同名恋愛小説を実写化したラブストーリー。再会した中学時代の同級生同士の35年越しの恋模様が描かれる。原作は発売当初から映像化権をめぐって、30社以上からのオファーを受けていたという。

　『ある男』の向井康介が脚本を手がけ、『花束みたいな恋をした』の土井裕泰が監督を務めた。共演には、井川遥、中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、坂元愛登、一色香澄、大森南朋が名を連ねる。

　妻と別れ、地元に戻って印刷会社に再就職し、慎ましく、平穏に日々を生活を送る青砥健将（堺雅人）。青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子（井川遥）は、夫と死別し今はパートで生計を立てている。お互いに独り身となり、様々な人生経験を積んだ二人は意気投合し、中学生以来、離れていた時を埋めていく。再び惹かれ合うようになった二人は、未来のことも話すようになるのだが……。

　安藤が演じるのは、井川演じる須藤のパート先の同僚のうみちゃん。堺演じる青砥と須藤と同じ中学の同級生でもある。安藤は『PERFECT DAYS』や『ラストマイル』などの映画や舞台『花と龍』にも出演した。

　椿が演じるのは、青砥と須藤の中学の同級生であり、青砥が働く印刷所の同僚である安西知恵。椿の映画への出演は、『凜-りん-』以来、6年ぶりとなる。

　柳は、青砥の働く印刷所の後輩・リリー役、倉は、青砥と元妻との息子であり、自由気ままな青年の青砥健介役、塩見は、青砥と須藤が通う焼鳥屋の大将である児玉太一役をそれぞれ演じる。

■公開情報
『平場の月』
11月14日（金）公開
出演：堺雅人、井川遥、中村ゆり、でんでん、安藤玉恵、椿鬼奴、栁俊太郎、倉悠貴、吉瀬美智子、宇野祥平、吉岡睦雄、坂元愛登一色香澄、塩見三省、大森南朋
監督：土井裕泰
脚本：向井康介
原作：朝倉かすみ『平場の月』（光文社文庫）
配給：東宝
製作：映画『平場の月』製作委員会
©2025映画「平場の月」製作委員会
公式サイト：https://hirabanotsuki.jp/
公式X（旧Twitter）：@hirabanotsuki
公式Instagram：@hirabanotsuki