劇場アニメ『不思議の国でアリスと』新場面写真公開 りせの肩に乗る小さなアリスの姿も

8月29日に公開される劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』の新場面写真が公開された。
1865年にルイス・キャロルが生み出し、今もなお世界中で読み継がれている『不思議の国のアリス』を日本で初めて劇場アニメーション化する本作。原作の世界観を大切にしつつ、現代を生きる主人公のりせが、“不思議の国に迷い込む”というオリジナル設定となっている。
監督を務めるのは、『色づく世界の明日から』『白い砂のアクアトープ』の篠原俊哉。脚本は、『薬屋のひとりごと』『アオのハコ』の柿原優子が手がける。そして、アニメーション制作は、『SHIROBAKO』『スキップとローファー』などのP.A.WORKS、コンセプトデザインを『ファイナルファンタジー』シリーズの新井清志が担当する。
本日7月4日は、原作者ルイス・キャロルがアリスの物語を語り始めた日として知られ、現在では「アリスの日」として親しまれている。この記念日にあわせて、原作『不思議の国のアリス』へのオマージュが込められた計7点の新カットが公開。「ワタシヲオノミ」と書かれた瓶を飲んで小さくなったアリスや、りせの肩にちょこんと座って「ワタシヲオタベ」と書かれたケーキを頬張る姿、手を取り合って“ふつうじゃない”世界へと一歩を踏み出すりせとアリス、さらにはハートの女王とのシーンなど、アリスの物語の世界観を象徴する印象的な場面が切り取られている。どのカットも原作の要素を随所に取り入れながら、“ふつうじゃない”があたりまえの“不思議の国”を描いた、日本発アニメーションならではの新しさを感じさせるビジュアルに仕上がっている。
篠原監督は、原作『不思議の国のアリス』が時代を超えて愛され続ける理由について、「個性の強いキャラクターとナンセンスな世界設定。作品自体はストーリーらしいストーリーがなく、どこに連れて行かれるのかわからない不安感がありますが、世界設定には大量の余白があり、表現者が『不思議の国』という場を借りて新たな価値観を創出できる可能性に満ちている点も大きな魅力です。時代が変わっても愛され続けている理由かな、と思います」とコメントしている。
■公開情報
『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』
8月29日(金)全国公開
キャスト:原菜乃華、マイカ・ピュ、山本耕史、八嶋智人、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、山口勝平、森川智之、山本高広、木村昴、村瀬歩、小野友樹、花江夏樹、松岡茉優、間宮祥太朗、戸田恵子
原作:『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル)
監督:篠原俊哉
脚本:柿原優子
主題歌:SEKAI NO OWARI 「図鑑」(ユニバーサル ミュージック)
アニメーション制作:P.A.WORKS
配給:松竹
製作幹事:松竹、TBSテレビ
©「不思議の国でアリスと」製作委員会
公式サイト:https://sh-anime.shochiku.co.jp/alice-movie/
公式X(旧Twitter):@alice_movie2025





























