新原泰佑が向き合う“俳優”としての在り方 「愛に溢れた作品にたくさん出会えている」 

新原泰佑が向き合う“俳優”としての在り方

「絶対に舞台も映像もやる」

――芸能活動を開始されて約5年ですが、舞台に映像作品にと活躍されています。最近は2024年度の第32回読売演劇大賞で、杉村春子賞を受賞。映像作品では『御上先生』での御上宏太役もとても印象に残りました。

新原:ありがたいことに、すごく質のいい、そして愛に溢れた作品にたくさん出会えている自分の人生、出会い、運にすごく感謝しています。そこで、ただ「よかった」で終わるのでなく、それぞれになにかひとつでも自分の学びになったことが絶対にあると感じられているのが、すごく嬉しいです。これからもそうした作品に出させていただけるように、レベルアップしていければと思っています。

――役者としての力という部分とは別に、特にこのところは、“人気”という面での変化も感じると思いますが。

新原:僕ですか? 人気の面は、まだまだこれからです。全然、まだまだ。もっともっと頑張ります。もっとたくさんの方に注目していただけるように、自分の芝居だったり、いろいろ突き詰めて探求していければと思っています。

――今年の10月には25歳になります。これからどんな大人の役者、人間になっていきたいですか?

新原:これからも舞台も映像も、ともにやり続けていきたいというのが一番の気持ちです。舞台、映像のどちらからもインスピレーションを受けて、自分が形成されていっているので、どちらか1本にしたら、自分が崩れてしまう気がしているんです。だからいくらスケジュールが忙しくなったとしても、絶対に舞台も映像もやるというのは、マネージャーさんにもお伝えしていますし、マネージャーさんも「絶対そのほうがいいと思う」と言ってくれています。そこを理解してくれている人が傍にいることに本当に感謝していますし、その方たちにお返しができる大人になっていければと思っています。

■公開情報
『YOUNG&FINE』
新宿武蔵野館ほか全国順次公開中
監督:小南敏也
脚本:城定秀夫
出演:新原泰佑、向里祐香、新帆ゆき
配給:SPOTTED PRODUCTIONS

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