『ちはやふる』當真あみらが意気込み語る 上白石萌音「プレッシャーと責任を感じました」

上白石萌音、『ちはやふる』に「責任感じる」

 7月期の日本テレビ系水曜ドラマ『ちはやふる-めぐり-』の制作発表会見が6月13日に同局で開催され、主演の當真あみをはじめ、上白石萌音、原菜乃華、齋藤潤、藤原大祐、山時聡真、大西利空、嵐莉菜、坂元愛登、高村佳偉人が登壇した。

(後列左から)高村佳偉人、大西利空、山時聡真、嵐莉菜、坂元愛登(前列左から)上白石萌音、齋藤潤、當真あみ、原菜乃華、藤原大祐

 『ちはやふる』は、原作漫画、広瀬すず主演の映画シリーズともに大ヒットを記録した人気作品。映画シリーズのメインスタッフも参加し、キャストを一新する『ちはやふる-めぐり-』は、映画から10年後の世界が舞台となる。

 上白石は「顧問になってしまいました(笑)」と、10年の時を感じさせる発言とともに、「10年経ったのか……という感慨深さとともに、“バトンを繋がなくては”というプレッシャーと責任を感じました。奏も私と同じように、先生になるとはまったく想像していなかったと思いますが、これも“めぐりあわせ”だなと」と、ドラマ版への出演が決まったときの気持ちを述べた。

(後列左から)高村佳偉人、大西利空、山時聡真、嵐莉菜、坂元愛登(前列左から)上白石萌音、齋藤潤、當真あみ、原菜乃華、藤原大祐

 主人公の藍沢めぐるを演じる當真は、「視聴者だった自分が参加できて嬉しいです。多くのファンがいらっしゃる作品なので不安な気持ちもありますが、自分が抱いていた憧れや青春を、演じる側として届けたいなと思いました。演じているうちに“憧れ”の気持ちが“リアル”に変わっていって。かるたもすごく難しくて、みなさまの努力あっての世界観なんだなと感じました」とコメント。

 めぐるが所属する梅園高校のライバル校・瑞沢高校の月浦凪を演じる原は、「ファンとしてビックリしました。私は劇場版のオーディションを当時受けていたので、数年越しに携わることができて感慨深いです」と語った。

 同じく『ちはやふる -上の句-』のオーディションを受けていたという奥山翔役の大西も「大きい作品だからこその不安がありますが、でもすごく楽しみ。かるたも1年近く練習してきて、3校立場は違えど、みんな一緒に頑張るからこそ表現できたものがあると思います」と被せた。

 當真は本作の役作りについて「一番はかるた練習です。めぐるは最初かるたに興味がない女の子として登場するので、初心者と成長していく過程は私とリンクしているなと感じました。青春に置いていかれているところからスタートして、彼女の境遇を台本から読み解けるよう考えを巡らせて、役作りをしていきました」と明かす。

 原は「凪というキャラクターは、前作の主人公である千早に憧れてかるたを始めたという設定なので、私の動きにも千早っぽさを入れられるよう、劇場版シリーズを観返していました。千早を演じる広瀬すずさんがかるたをとっているときの仕草、ダイナミックな動きを考えながら作っていって、難しくもあり楽しい時間でした」と役作りについて語った。

 “高校No.1プレイヤー”である折江懸心を演じる藤原は、「台本で読んだときの印象と、結果的に演じた人物像とではぜんぜん変わっていて。所作の一つひとつで“最強感”を見せようと演じていました」と語る。実際にかるたの実力を向上させるため、自ら茶室を借りるなどして研鑽を積んだという。「出演者の中で本当にかるたがいちばん強いのは?」という質問に藤原の名前を挙げた白野風希役の齋藤が「かるたを取るのがめちゃくちゃ速い。本当に勝てないなと感じた」と語るなど、役作りへのストイックさが垣間見える一面も。

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