SixTONES 京本大我、表現活動の“軸”にあるファンの存在 「創作の原動力になっている」

「ファンの皆さんの存在が創作の原動力になっている」

――SixTONESとしての活動をはじめ、俳優、写真など、さまざまな表現活動をされていますが、それらすべてに共通しているご自身の“軸”のようなものはありますか?
京本:やっぱりファンの皆さんの存在だと思います。リアクションがあって初めて成り立つ職業なので。「写真展やります」と言っても人が集まらなかったり、作品を見て何も感じてもらえなかったら、やっぱり寂しいですよね。曲づくりに関しても、ファンの人に媚びているわけではないのですが、常に聴いてくださるファンの皆さんの存在を意識しているんですよね。この気持ちが創作の原動力になっている部分はあるので、そこは忘れずにいたいなと思います。
――自分で完結するというよりも、“届けること”がモチベーションなんですね。
京本:はい。キャッチボールが好きなんです。純粋に良いと思ってもらえたら「また作ろう」と思えるし、あまり刺さらなかったときでも「じゃあ、今度はこっちでどうだ」ってキャッチボールをする。そういうのが大事なのかなと思っています。

――2024年に30歳を迎えられましたが、心境やお仕事への向き合い方に変化はありましたか?
京本:自分の変化は大きく感じています。いろんな衰えも感じています(笑)。最近も、人間ドックに行きましたし、ライブの次の日は体力がなかなか回復しなくて。この前、ステージの上で、ちょっとしゃがむ振りの時に、尻もち突きかけた時は、めちゃくちゃ落ち込みましたね。自分の足腰の弱さに……。
――リアルですね。ちなみに心境や仕事への姿勢に対する変化は……(笑)?
京本:あ〜! すみません(笑)。お仕事においてはそんなに大きく変わってなくて。強いていうなら、20代まではいただくお仕事に対して、「とにかく挑戦してみよう!」という姿勢だったのに対し、30歳からはアート活動などで自分の内にあるものをアウトプットすることを始めたり、“量”と同じくらい、“質”も大切にするようになりました。
――京本さんは好きなことをどんどんお仕事にされている印象があります。逆に「趣味が趣味じゃなくなってきた」みたいなジレンマを感じたりはしませんか?
京本:今のところないですね。というのも、「これを仕事にしたい」という意識でやっているのではなく、遊びと仕事の境目を自分で作っていないんです。だからこそ、遊びの延長線上で仕事になったとしても、葛藤なく楽しめているのかもしれません。
■公開情報
『見える子ちゃん』
全国公開中
出演:原菜乃華、久間田琳加、なえなの、山下幸輝、堀田茜、吉井怜、高岡早紀、京本大我、滝藤賢一
脚本・監督:中村義洋
原作:泉朝樹『見える子ちゃん』(KADOKAWA刊)
主題歌:BABYMONSTER「Ghost」(Sony Music Labels Inc.)
製作幹事・配給:KADOKAWA
制作プロダクション:ツインズジャパン
©2025『見える子ちゃん』製作委員会
公式サイト:https://movie-mierukochan.jp/
公式X(旧Twitter):@eigamierukochan
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