ダニエル・ラドクリフらに続くか? ドラマ版『ハリー・ポッター』注目のキャスト陣を解説

ドラマ版『ハリポタ』キャスト陣を解説

 J・K・ローリングによる同名の人気シリーズを原作とし、米HBOが新たにドラマ化する『ハリー・ポッター』。ハリー・ポッター役、ハーマイオニー・グレンジャー役、ロン・ウィーズリー役を演じるキャストが決定したと、米Varietyなどが報じている(※1)。

主役を演じるキャスト3人

 
 
 
 
 
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Max公式Instagramより

 『ハリー・ポッター』シリーズを支える3人の魔法使いのキャスティングが開始されたのは、2024年9月のこと。イギリスとアイルランド在住の9~11歳の子どもを対象に、「包括的で多様性のあるキャスティング」を掲げてオーディションが進められた。

 キャスティングの開始から約8カ月後、3万人以上が参加したオーディションで見事に役を射止めたのは、ハリー・ポッター役のドミニク・マクラフリン、ハーマイオニー・グレンジャー役のアラベラ・スタントン、ロン・ウィーズリー役のアラスター・スタウトだ。

 ハリー役のマクラフリンにとって、本作は2作目の出演作となる。彼は、イギリスのSkyで放送予定のファミリーコメディドラマ『Grow(原題)』でスクリーンデビューを飾ることになり、本作で、ルビウス・ハグリッド役として出演するニック・フロストと共演している。(※2)

 ハーマイオニー役のスタントンは、2023年から2024年にかけてロンドンのウエストエンドで上演された『マチルダ・ザ・ミュージカル』で主演を務めたが、テレビや映画の出演経験はなく、本作でデビューを果たす。

 一方、ロン役のスタウトに出演歴はなく、本作がスクリーンデビューとなる。3人とも演技の経験が浅かったり出演作がゼロだったりするが、映画シリーズの主役3人も同じだった。演技の経験があったのはハリー役のダニエル・ラドクリフだけで、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンとロン役のルパート・グリントは、『ハリー・ポッターと賢者の石』でスクリーンデビューを果たしている。

 ドラマ版は原作小説を忠実に映像化し、今後10年をかけて制作される予定だ。したがって、同じく10年間にわたり公開された映画シリーズと同様に、ドラマ版の主役3人も先人の足跡をたどり、シーズンを重ねる中で学び、役者として大きく成長を遂げるのではないだろうか。

 早くも海外ではソーシャルメディアを中心に、数多くのファンがキャスティングに反応を見せている。アラベラについては、「ハーマイオニーに似ている」、「私もそう思う。もちろん彼女の演技力はわからないけど、まさにハーマイオニーにふさわしいルックスだと思う」といったコメントが寄せられている。

 そのほかにも、「みんな、まさに役にぴったり!特にロン」(※3)とポジティブな声が上がる一方、「リブートの必要はない」、「同じシリーズをリメイクするのではなく、その世界で物語を築けばいいのに。魔法を台無しにしている」という意見も。キャスティングに関してではなく、リブートに反対する声が多数上がっている印象だ。(※4)

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