『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』が『金ロー』で本編ノーカット初放送 

『M:I/デッドレコニング』地上波初放送決定

 トム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』が、6月20日21時より日本テレビ系『金曜ロードショー』で本編ノーカット放送されることが決定した。

 現在公開中の最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の世界的大ヒットを記念して、前作にあたる第7作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』が放送される。通常の放送枠を1時間20分拡大し、3時間14分という『金曜ロードショー』においては今世紀最長の放送時間として編成されている。地上波では初の本編ノーカット放送となる。

 『ミッション:インポッシブル』シリーズは、テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦』をクルーズ主演で映画化したスパイアクションで、第1作が1996年に公開されてから、現在に至るまで7作が公開。全世界で約41億ドル(約620億円)を超える大ヒットを記録し続けている。また、主演のクルーズが自らプロデューサーを務めているからこそ実現できる命がけのアクションシーンは、毎回大きな話題を呼んでいる。

 本作のタイトルにもある“デッドレコニング”とは「推測航法」と呼ばれる技術で、「自律航法」と呼ばれることも。航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから、過去や現在の位置を推定し、その位置情報をもとにして行う航法を指す。本作ではロシアの最新鋭潜水艦「セヴァストポリ」がAIの技術を使って高度化した「推測航法(デッドレコニング)」のテストのため航海に出たところ、AIが暴走。自らが放った魚雷に当たり沈没し、乗組員全員が死亡するという事故を起こす。しかしこの沈没した潜水艦の中に存在するAIが世界中を巻き込む脅威となる。

 これまでも常人の域を遥かに超えたスタントを披露してきたクルーズだが、本作でも、手錠をしたまま、ローマ市内で猛スピードのカーチェイスを繰り広げたかと思うと、時速100キロのスピードで疾走する列車の屋根で敵と格闘するなど、CGもスタントマンも使わずに自らの生身の体で危険な撮影に挑んだ。ノルウェーの山々に囲まれた断崖絶壁からバイクごと空中にダイブするというシーンもあり、これまでのフランチャイズ全体で最も危険なアクションだったという。

 監督・脚本を務めたのは、第5作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』以降のシリーズを手がけているクリストファー・マッカリー。本作では、クルーズと共に製作も手掛けている。

 共演には、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス、ヴァネッサ・カービーらお馴染みのメンバーに加え、凄腕の女スリであるグレース役で『キャプテン・アメリカ』シリーズのヘイリー・アトウェル、イーサンと深い因縁を持つという宿敵ガブリエル役で『NYPD ブルー』のイーサイ・モラレス、女暗殺者パリス役で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのポム・クレメンティエフらが新たに参加。第1作に登場したユージーン・キトリッジ役のヘンリー・ツェニーもカムバックを果たした。

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■放送情報
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』
日本テレビ系『金曜ロードショー』にて、6月20日(金)21:00~24:14放送
※本編ノーカット放送
出演:トム・クルーズ(森川智之)、ヘイリー・アトウェル(園崎未恵)、ヴィング・レイムス(手塚秀彰)、サイモン・ペッグ(根本泰彦)、レベッカ・ファーガソン(甲斐田裕子)、ヴァネッサ・カービー(広瀬アリス)、ヘンリー・ツェニー(江原正士)、イーサイ・モラレス(津田健次郎)
監督・脚本:クリストファー・マッカリー
脚本:クリストファー・マッカリー、エリック・ジェンドレセン
製作:トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー
製作総指揮:デヴィッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー、トミー・ゴームリー、クリス・ブロック、スーザン・E・ノヴィック
©2025 Paramount Pictures.

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