『スーパーマン』本予告は冒頭から衝撃の展開! ジェームズ・ガン監督の“らしさ”満載に

新スーパーヒーローチーム誕生?
一方、スーパーマンを助けるヒーローたちも登場。2分10秒目あたりに登場する、指に緑のリングをはめた人物グリーン・ランタン(ガイ・ガードナー)、翼のあるマスクの女性ホークガール、顔にペイントしている宙に浮いた男性ミスター・テリフィック(先端テクノロジーを駆使して戦う)です。この3人はお揃っぽいスーツ着ているので、この世界にいるジャスティス・リーグ?
2分30秒目のオフィスでのやりとり。クラーク・ケントに絡んでいるのは、恐らくジミー・オルセン。カメラマンでクラークの同僚にして、スーパーマンの友達です。
そしてスーパーマンことクラーク・ケントの地球での育ての親、ケント夫妻が出てきます。パパの言葉も素敵ですが、2分22秒目の、ママの「ブーツを磨いておいたよ」という一言にジーンときてしまいました。僕は、スーパーマンがなぜ心優しきヒーローになれたのかというと、このケント夫妻に愛情たっぷりに育てられたからだと思うのです。なのでケント夫妻がどう描かれるか、というのがスーパーマンにおいて極めて重要です。このシーンだけでも、このジェームズ・ガン監督の『スーパーマン』は傑作でしょう。
ジェームズ・ガン監督らしさ
スーパーマン伝説に経緯を払いながらもジェームズ・ガンらしさもいっぱいです。まずこの予告編ではスーパーマンが怪獣(KAIJU)と戦いますよね。ガン監督は怪獣が好きだし、自身が監督したDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』でもスターロというエイリアンをKAIJUと呼んでいました。
また、2分30秒目あたり、この緊急事態を自撮りしてニコニコしている人とか、こういうのはガン監督らしい。また、とにかく犬好きのガン監督、本作ではスーパーマンのペット犬クリプトが大活躍。この予告の最後をスーパーマンとクリプトで締めるあたり、これぞガン映画です。
ところでジェームズ・ガン監督が手掛けるドラマシリーズ『ピースメイカー』シーズン2の予告もリリースされました。
ジェームズ・ガン監督が今度の『スーパーマン』から始める世界観は、DCU(DCユニバース)とされています。しかし『ピースメイカー』(少なくともシーズン1)はもともとDCUの前の世界観、通称DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)に属しています。しかし『ピースメイカー2』の予告だとDCUとのリンクも示唆されています。この『スーパーマン』においてもそのあたり、つまりDCUとDCEUがマルチバース的にリンクなど説明されるのでしょうか?
胸打つドラマとワクワクするようなアクションがいっぱいの予感の『スーパーマン』。「空を見ろ!&映画館で観ろ!」な気持ちで、新たなるヒーロー神話を楽しみたいです。
■公開情報
『スーパーマン』
7月11日(金)日米同時公開
出演:デヴィッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト
監督:ジェームズ・ガン
配給:ワーナー・ブラザース映画
© & TM DC © 2025 WBEI
IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.
公式サイト:superman-movie.jp





















