新木優子、『キングダム』を経て本格アクションに挑む　『DOPE』で期待の“強い女性像”

　King & Princeの髙橋海人と中村倫也がW主演を務める7月期の金曜ドラマ『DOPE 麻薬取締部特捜課』（TBS系）に、新木優子がレギュラー出演することが発表された。

　本作は、謎に包まれた新型ドラッグ“DOPE”が蔓延している近未来の日本を舞台に、存在が世間に明かされていない秘匿性の高い部署・麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」の活躍を描くもの。その中で新木は、元SAT隊員という経歴を持ち、戦闘能力に長けている綿貫光を演じる。

　SATとは、実際に警察内に組織されている特殊部隊。主たる任務は、ハイジャックや重要施設占拠などの重大テロ事件、組織的な犯行や強力な武器が使用されている事件を、被害者などの安全を確保しつつ鎮圧し、被疑者を検挙することだ。綿貫の経歴から、ほかのメンバーより高い身体能力を持っていることが予想される。新木が見せる本格アクションシーンは本作の見どころのひとつとなるはずだ。

　かつては『non-no』（集英社）などでモデルとして活躍し、『SUITS／スーツ』シリーズ（フジテレビ系）や『六本木クラス』（テレビ朝日系）など数々のドラマや映画でヒロイン役を務めてきた新木に、激しい動きで魅せるアクションが得意というイメージは定着していないかもしれない。

　しかし、映画『キングダム 大将軍の帰還』では、王騎（大沢たかお）の過去にまつわる重要な人物・摎役を演じ、トップスピードで走る馬に乗りながら剣を振り抜くアクションに挑戦。撮影時は20代後半で、“この先の自分”を模索していた時期だったそうだが、撮影後のインタビューでは「やれる役の幅が広がったと思います」と手応えを感じたことを明かしていた（※）。美しくクールな女性が、向かってくる敵を危険を顧みず次々に取り押さえていく。そんなカッコよくスカッとするシーンが見られるかもしれないことに胸が躍る。