『魔物(마물)』“凍也”塩野瑛久の本性が明らかに “あやめ”麻生久美子への暴力シーンも

『魔物』“凍也”塩野瑛久の本性が明らかに

 「おかえり」「ただいま」と日常化していく身体の関係は、あやめの仕事に影響を及ぼしていた。凍也に夢中になり資料の作成を忘れていたあやめは、先方から会食を求められる。長野での合宿のスケジュールを早め、東京に会いにきていた凍也。会食から帰ったあやめが、「いい子にしてた?」と凍也にささやくも、すでに凍也は“魔物”へと変貌していた。

 髪を掴み、あやめを床に叩きつけると、そのまま勢いよく殴る凍也。怒号のように凍也は何かを発しているが、あやめの耳にははっきりとは聞こえない。音のこもったエフェクトとノイズはあやめのパニックを表している。発狂し、部屋を散乱させていく凍也が落としたのは、雪だるまのキーホルダー。あやめと同じ法律事務所に所属する今野(大倉孝二)が何者かに殴打され、襲われた際に証言していたキーホルダーと一致することで、あやめは彼の本性を知ることとなる。凍也はあやめと飲みに行っていた今野への嫉妬心から、あやめへの不信感を募らせ、そこに会食も重なりDVへと走ってしまったのだろう。ラストに映し出されるのは燃え上がる、ヒーターの青い炎。実は赤い炎よりも温度が高いという特徴は、冷血そうに見えてカッとなると収まりが効かない凍也と似ている。

 名田(佐野史郎)殺害の真犯人も気になるところだが、第4話ではDVを受けてもなお、あやめと凍也の禁断の恋は燃え上がっていく。車内で激しく求めあう2人。ついに妻の夏音(北香那)があやめへと迫る。

『魔物(마물)』の画像

魔物(마물)

テレビ朝日が、韓国のスタジオ・SLLとタッグを組んで送る日韓共同制作オリジナルドラマ。不倫、DV、セックスなど愛と欲望にまつわる過激なテーマを掲げたラブサスペンス。麻生久美子と塩野瑛久が初共演にして濃厚なシーンに臨む。

■放送情報
『魔物(마물)』
テレビ朝日系にて、毎週木曜23:15~24:15放送
出演:麻生久美子、塩野瑛久、北香那、神野三鈴、佐野史郎、大倉孝二、落合モトキ、宮本茉由、宮崎吐夢、うらじぬの、若林時英
原案:シン・ウニョン
脚本:関えり香
監督:チン・ヒョク、瀧悠輔、二宮崇
音楽:jizue
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)、パク・ジュンソ(SLL)
ゼネラルプロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)、チェ・へウォン(SLL)
プロデューサー:貴島彩理(テレビ朝日)、イム・チョヒ(SLL)、河野美里(ホリプロ)
制作著作:テレビ朝日・SLL 
制作協力:ホリプロ
©テレビ朝日・SLL
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/mamono/
公式X(旧Twitter):https://x.com/mamono_tvasahi/
公式Instagram:https://www.instagram.com/mamono_tvasahi/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@mamono_tvasahi/

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