『いつかは賢いレジデント生活』イヨンがドウォンに告白 “仏様”ジョンウォンも登場

『いつかは賢いレジデント生活』進展する恋

 Netflixで配信中の『いつかは賢いレジデント生活』。本作は、人気シリーズ『賢い医師生活』のスピンオフ作品として、産婦人科を舞台にレジデントたちの奮闘と成長を描いたメディカルヒューマン作品だ。『還魂』『ムービング』のコ・ユンジョン、『おつかれさま』のカン・ユソク、『THE WITCH/魔女 —増殖—』のシン・シア、本作でデビューのハン・イェジら若手俳優たちを主演に迎え、研修医たちと絡む『賢い医師生活』からのカメオ出演者たちも話題となっている。本稿では、第5話、第6話を中心にご紹介したい。(以下、ネタバレを含みます)

 コ・ユンジョン演じるオ・イヨンは、鍾路ユルジェ病院で働く1年目のレジデント(専攻医)。イヨンは、借金返済という動機で働きはじめるも、同期の3人は、元アイドルだが、患者思いで熱血漢のジェイル(カン・ユソク)、秀才のサビ(ハン・イェジ)、オシャレが大好きで一生懸命なナムギョン(シン・シア)と一人前になろうと頑張る面々だ。新米レジデントたちは、それぞれ癖のあるメンバーだが、患者と接するうちに成長していく。

 産婦人科の飲み会で、酔ったイヨンは、トイレで長い時間を過ごしたあと、テーブルに戻るもそこは他人の席だった。なんと『賢い医師生活』の“99ズ”の大人気メンバー、“あしながおじさん”アン・ジョンウォン先生の登場だ! 開始早々、ユ・ヨンソクのカメオ出演シーンに驚かされるも、イヨンとの絡みは、非常に短い。「あれ? これでおしまい?」と残念に思ってしまうが、のちに見せ場とともに再登場してくれる。

 翌日、イヨンは酔った勢いで教授らに失言をしたことを思い出す。しらふでも歯に衣着せぬイヨンは、後輩への接し方で先輩レジデントのドウォン(チョン・ジュンウォン)に叱られる。一方、同期のジェイルは、自身の超音波診断に自信がなく、先輩レジデントのウンミ(イ・ドヘ)やダヘ(ホン・ナヒョン)に再診断を仰ぐことを繰り返していた。

 イヨンら新米レジデントたちが、業務を覚えていく中で、イヨンやサビはコミュニケーションに難があり、ドウォンは患者思いだが、自分の判断に自信がない。ナムギョンは、プライベートで彼氏と別れ、復縁したさに彼からの連絡ばかりを待っている状態だ。

 そんな中、イヨンはドウォンへの思いを募らせ、彼に「好きになってもいい?」と告白する。ふたりが住むマンションのエレベーターでの告白は、14階につくまでのイヨンの焦りが伝わる演出。食事や映画に誘うイヨンをさらりとかわすドウォン。全てに「はい」と答えるように頼んだイヨンだが、彼女の告白にドウォンがどう返すのか、長いふたりの見つめ合いの果ての、彼の「はい」に「おおっ!」とテンションが上がる。イヨンも思わぬ返答に目を見開き、口を開けてフリーズしてしまう。「ドウォンもイヨンがやっぱり好きだったのね!」と緊張してドウォンが口を開く次の言葉を待つ。イヨンのドキドキが伝わってくるようだ。ドウォンは、少し間を置き、「気まずくなりたければいいよ」とイヨンに告げた。ドウォンのポーカーフェイスに隠された本心が知りたくてうずうずする! 

 今週は、イヨンが担当する患者が亡くなるという悲しい展開もあり、そこでイヨンが母親を亡くしていた過去が明かされた。イヨンは、患者の娘であるヘミン(キム・シハ)に、母親が亡くなったことを告げるのだが、ヘミンは気丈に振る舞い、母が元気になることを信じると言う。医者として、患者の家族への告知は辛いものリストの上位だろう。ましてや、幼い子供に母親が亡くなることを告げるなんて、イヨンには荷が重い。そこに“あしながおじさん”アン・ジョンウォン先生がやって来る。ユ・ヨンソクの再登場は、涙の展開となった。ヘミンを慰めるジョンウォン。その表情は優しさに満ち溢れ、ヘミンを抱き寄せるジョンウォンの姿は、まるで天使が大きな羽で彼女を包み込んでいるかのようだった。

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