『いつかは賢いレジデント生活』イヨンとドウォンに恋の兆し　毎週豪華なカメオ出演も

　Netflixで配信中の『いつかは賢いレジデント生活』の人気が上がっている。本作は、人気ヒットドラマ『賢い医師生活』のスピンオフ作品として、鍾路ユルジェ病院を舞台に、産婦人科新米医師たちの成長を描くメディカルヒューマンドラマだ。Netflix非英語圏の週間世界ランキングでも、初登場10位から翌週には3位と大幅ランクアップしており、世界的に注目度が上昇中。物語の主人公たちである新米医師を演じるのは、『還魂』『ムービング』でブレイクのコ・ユンジョン、『THE WITCH／魔女 —増殖—』のシン・シア、『おつかれさま』のカン・ユソク、本作がデビュー作のハン・イェジだ。本稿では、第3話、第4話を中心にご紹介したい。（以下、ネタバレを含みます）

　コ・ユンジョン演じるオ・イヨンは、借金返済のためにユルジェ病院の産婦人科で新米医師＝レジデントとして働き始める。1年目のレジデントとして、同期のシン・シア演じるファッショニスタのナムジョン、カン・ユソク演じる元アイドルのジェイル、ハン・イェジ演じる秀才サビの4人で日夜走り回り、怒られながら奮闘する日々。

　そんなある日、4人を指導する先輩医師のドウォン（チョン・ジュンウォン）に庇われたことから、イヨンは彼に恋をし始める。病院内には秘密だが、イヨンは姉のジュヨン（チョン・ウンソン）とその夫スンウォン（チョン・スンウォン）夫婦、そしてスンウォンの弟であるドウォンと同居している。

　イヨンは休日にドウォンと食事がしたくて、家族たちで外食しようと誘うも、ドウォンは休日出勤をしてしまう。ドウォンと一緒にいたくて、彼について病院へ行くことにするイヨン。車で病院に向かうふたりは、危険運転をするバイクにより急ブレーキをかけて体がつんのめる。咄嗟に自分を守るドウォンの姿に、イヨンはますますドウォンのことを好きになっていく。

　イヨンらレジデントたちは、それぞれ担当を任された患者たちの対応に手こずる中で、ジェイルだけが、患者たちと上手くコミュニケーションを取っていた。イヨンらは、ジェイルから患者との接し方をレクチャーしてもらい、不器用ながらもコミュニケーションを試みる。

　イヨンは、子宮疾患を患う若い患者を担当することになり、彼女とその母親への対応に戸惑う。いつも不愛想で気持ちを上手く表現できないイヨンだが、ジェイルのアドバイスに従い、患者の気持ちに寄り添おうと手術前の彼女に労わりの声をかけてみる。気丈に振る舞っていた患者は、手術直前で泣き出してしまい、イヨンは彼女の気持ちが落ち着くまで手術の時間を遅らせることにする。

　イヨンら新米レジデントたちが、それぞれの担当患者たちとの接し方に戸惑いながら、一生懸命に患者の心に寄り添い、励まそうとする姿がいじらしい。ゆっくり座る間もなく、常に呼び出され、走り回り、教授たちに怒鳴られ、奮闘するイヨンたち。そんな中で、イヨンが病院を辞めようとしていることを、他の3人が知ることになる。