チョン・ジソ主演『タイヨウのウタ』予告編&ポスター公開 チャ・ハギョンの涙の意味は

『タイヨウのウタ』予告編&ポスター公開

 5月16日に公開されるチョン・ジソが主演を務める映画『タイヨウのうた』の予告編が公開された。

 1993年の香港映画『つきせぬ想い』を原案に、坂東賢治が脚本を手がけ、色素性乾皮(XP)を患い、夜しか活動できないミュージシャンの少女と彼女に出会った少年の純愛を描いたオリジナルストーリー。

 2006年に公開された映画『タイヨウのうた』の主演には映画初出演のYUIが抜擢され、第30回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞。その後、映画化に続き、2006年に沢尻エリカと山田孝之の共演でTVドラマ化もされ、2015年にはベトナムでベトナム語版ドラマ『Khúc hát mặt trời』が発表。2018年にはハリウッドでもリメイクされた映画『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』が公開。またドラマや映画だけでなく、本作は日本をはじめ韓国でも舞台化された。

 韓国のリメイク版となる本作では、『パラサイト 半地下の家族』でダヘ役を演じてブレイクしたチョン・ジソがヒロインを担当。遺伝子の異常が原因で、紫外線にあたると高確率で皮膚がんになる難病“XP(色素性乾皮症)”を抱えた少女・ミソルが、遠くから見つめていた片想いの少年に勇気を出して大接近する。彼との出会いが、ミソルの生活を光り輝かせていく。ミソルを支える、太陽のように明るく真っ直ぐな少年のキム・ミンジュンを演じるのは、VIXXのリーダーであるチャ・ハギョン。2018年にドラマ『赤い月青い太陽』でMBC演技大賞最優秀演技賞を獲得した。その後も『知ってるワイフ』『バッド・アンド・クレイジー』『mine』『ザ・フェア』『無人島のディーバ』に出演している。

映画『タイヨウのウタ』予告編

 予告編は、ミソル(チョン・ジソ)が家の中から、キッチンカーでフルーツ売りをする青年・ミンジュン(チャ・ハギョン)を望遠鏡で見つめるシーンから始まる。彼女は彼に密かに恋をしているものの、日中は病気の影響で太陽を浴びることができない。ある夜、ミンジュンのキッチンカーを見かけると、ミソルは躊躇なく走り出し、彼の車を呼び止める。それから2人は次第に親しくなり、ミンジュンはミソルの歌の才能に気づくと、SNSでの配信を提案し、彼女の透明感あふれる歌声も披露されている。そしてミソルはその才能を生かして有名になっていくが、病気のことをミンジュンに告げられずにいるのだった。そして病状が悪化していくことに、ミソルは悲しみに暮れていく。ミソルの「声が出る限り、歌い続けたい」という強い想いや、涙を浮かべながら「僕は幸せすぎて涙が出るんです」と語るミンジュンの言葉が切なく映し出される。

 ポスタービジュアルでは、ミソルとミンジュン、ふたりの表情にはさまざまな心境が感じられる場面が切り取られ、淡くやさしい色合いが印象的な仕上がりとなっている。

■公開情報
『タイヨウのウタ』
5月16日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開
出演:チョン・ジソ、チャ・ハギョン、チン・ギョン、チョン・ウンイン
監督:チョ・ヨンジュン
音楽:イ・チャンヒョク
製作:BY4M STUDIO 
制作:K-MOVIE STUDIO
配給:ライツキューブ
2025/韓国/109分/カラー/シネスコ/5.1ch
©2025 K-MOVIE STUDIO ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:taiyo-uta.com
公式X(旧Twitter):@rights_dist

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