ひょうろく、大河ドラマ初出演の衝撃 『水ダウ』で見せた演技力が『べらぼう』で活きる?

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に、お笑い芸人のひょうろくが出演することが発表された。彼が演じるのは、江戸時代後期に活躍した画家にして、松前藩の家老でもある松前廣年(蠣崎波響)。異才の絵師を演じる意外なキャスティングに注目が集まっている。
『べらぼう』水樹奈々、ひょうろく、えなりかずきら大河初出演 高岡早紀が蔦重の母親役に
横浜流星が主演を務める2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に、高岡早紀、ジェームス小野田、ひょうろく、水樹…『べらぼう』は、江戸時代にポップカルチャーの担い手として活躍した蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)を主人公に据えた大河ドラマ。蔦重は、喜多川歌麿や東洲斎写楽といった名だたる浮世絵師を世に送り出した名プロデューサーで、本作にはそんな重三郎と同時代を生きたさまざまな芸術家が登場する。お笑い芸人を起用したキャスティングでいえば、第4回には絵師の礒田湖龍斎役で鉄拳が出演。おなじみの白塗りメイクではなく、素顔で登場したことでギャップに驚いた視聴者も多かったようだ。
鉄拳、メイク時と礒田湖龍斎の2種類のオフショット 『べらぼう』キャスト陣も驚きの顔に
NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の公式Instagramにて、礒田湖龍斎役・鉄拳のオフショット写真が公開された。 …そんな中での、ひょうろくの抜擢である。彼は、TBSのバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』におけるドッキリ企画で一躍注目を集めた。何度ドッキリを仕掛けられても信じてしまう人の良さと、クセのある言動が人気の理由だ。
一方で、ドッキリの仕掛け人になると、俳優顔負けの演技力を発揮することでも知られている。特に、2024年9月4日に放送された「ひょうろくの裏の顔は別人ドッキリ」では、ひょうろくが普段と正反対のキャラクターを憑依させ、司会の浜田雅功を「マジでどっちなんやろ?」と困惑させるほどのリアリティを見せた。この放送をきっかけに演技の仕事が増え、今年3月に放送された『コンシェルジュの水戸倉さん』(BS日テレ)では、TVドラマ初主演を果たすなど、俳優としてのキャリアも着実に広げつつある。























