小芝風花、『べらぼう』に活かされたフィギュア経験を明かす 花の井と瀬川の芝居の違いも

2月28日放送の『あさイチ』(NHK総合)に小芝風花がゲスト出演した。
小芝は放送中のNHKに大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にて、吉原の遊女・花の井を演じている。作中では伝説の名跡・五代目瀬川を継承し、幼なじみにして想い人の蔦重との関係に(良くも悪くも)進展があったばかり。最も重要なキーパーソンの一人である花の井に注目が集まるなか、その役作りを語った。
番組冒頭では、幼少期にフィギュアスケートを嗜んでいたことで知られる小芝が、実際に氷上でパフォーマンスする姿を捉えた映像が流された。スケートで体幹が鍛えられたという小芝は、約15cmはあろう高下駄を履いて挑む花魁の演技に、その経験が活かされていると語った。
高下駄をはじめ、スタジオでは作中で実際に使われている衣装が披露された。「小芝さん以外触れちゃダメだと言われている」と、司会の博多大吉は冗談混じりに語ったが、あながち冗談では済まされないほどその作り込みは豪華絢爛だ。黒とピンクが織り混ざった色で力強さを、青みがかっている箇所では大人びた知性などを表現しているというデザインに込められた想いを、小芝自身が解説した。
こうしたビジュアル的な表現は身体の所作としても発揮されているといい、小芝は役作りのうえでの身体の動かし方についても自ら解説した。本作で所作指導をしている花柳寿楽は、花魁の動きを「丸みを帯びたような」「曲線を描くような」ものと表現し、小芝もキセルを用いて実際にその挙動を再現してみせた。




















