髙石あかり、佐藤勝利の芝居の凄さを明かす　「表情だけで魅せる、目のお芝居が素敵」

　MBS／TBSドラマイズム枠で放送されている『アポロの歌』で主演を務める髙石あかりのインタビューコメントが公開された。

　本作は、1970年に『週刊少年キング』で連載された手塚治虫のSF青春漫画を実写ドラマ化するパラレルラブストーリー。手塚プロダクション監修のもと、『とんかつDJアゲ太郎』『真夜中乙女戦争』などの二宮健が全話の監督・脚本を務め、現代解釈版の物語として蘇らせる。

　幼少期の母とのトラウマのせいで、愛を軽蔑して生きている大学生・近石昭吾役をtimeleszの佐藤勝利、昭吾の幼なじみで、歌手になる夢を見ながらバーで働いている渡ひろみを髙石がそれぞれ演じる。

　髙石は初共演となった佐藤について、「私のセリフだったり、訴えかけるものすべてをすくい取って、受け取ってくださることにびっくりしました。表情だけで魅せる、目のお芝居が素敵だなと思いました」と称賛。

　第1話の繰り返し観てほしい箇所として、「おすすめはいっぱいありますが、昭吾を引き止めてひろみの家に行って、軍人将棋をしている空気感はすごく絶妙でいいなと思います」と家でのシーンであることを明かした。

　視聴者に向けては、「きっと見たことのないような空気感のお話になると思うので、今後の展開もぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです！」とメッセージを寄せた。

髙石あかり（渡ひろみ役）コメント

佐藤勝利との初共演について

本読みの段階から昭吾そのもので、自分も安心して昭吾というキャラクターに愛を与え続けられるなと感じました。お芝居をご一緒させていただく中では、私のセリフだったり、訴えかけるものすべてをすくい取って、受け取ってくださることにびっくりしました。受けの芝居はすごく難しくもあるんですけど、表情だけで魅せる、目のお芝居が素敵だなと思いました。

カットがかかった後の佐藤勝利さんの印象

昭吾というキャラクターは目の奥に影があるので、「アクション」がかかるとそういう昭吾が出てくるけれど、撮影が終わるとカメラマンさんとフレンドリーにお話しされてる佐藤さんがいたりして（笑）。でも、役にすごく熱を持っていて、しっかりと作品のことを考えていらっしゃる方なので、撮影に入る前に集中されてる姿を見ると尊敬しますし、素晴らしいなと思います。

第1話で何度でも観てほしい、注目のシーン

おすすめはいっぱいありますが、昭吾を引き止めてひろみの家に行って、軍人将棋をしている空気感はすごく絶妙でいいなと思います。幼なじみという曖昧な関係性の中で、ひろみからの恋心があったり、でもそれを隠してるひろみがいたり、昭吾はその愛を拒んだり……いろいろな感情がうごめいているので、ひろみのおうちのシーンは好きですし、見ていただきたいです。

歌手役へのチャレンジについて

歌がしっかりと声を張るタイプの歌だったので難しさがあって、自分が歌手として歌っていいものなのかと不安もありました。実はまだ録音をしていなくて（※取材時）、これからなんです。昔はボイトレにも通っていましたけど、今は行っていないのですごくドキドキしています（笑）。

視聴者にメッセージ

全7話になりますが、一話一話見どころだらけで、昭吾との関係性がぐっと近寄ったり、近寄ったと思ったら離れたり、すごく濃い作品になっていると思います。きっと見たことのないような空気感のお話になると思うので、今後の展開もぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです！

■放送情報
ドラマイズム『アポロの歌』
MBSにて、毎週火曜24:59～放送
TBSにて、毎週火曜25:28～放送
TVer、MBS動画イズムにて、見逃し配信1週間あり
出演：佐藤勝利（timelesz）、髙石あかり、西垣匠、森田想、河井青葉、ふかわりょう、池内博之
原作：手塚治虫『アポロの歌』より
監督・脚本：二宮健
制作プロダクション：ギークサイト
製作：「アポロの歌」製作委員会・MBS
©︎「アポロの歌」製作委員会・MBS
公式サイト：https://www.mbs.jp/apollonouta/
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