『MIRRORLIAR FILMS Season7』加藤シゲアキ監督作の予告公開 正門良規が砂に翻弄される

5月よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開されるオムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season7』より、加藤シゲアキ監督作『SUNA』の予告編と場面写真が公開された。
2020年より始動した『MIRRORLIAR FILMS』は、クリエイターの育成発掘を目的とし、伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースする短編映画制作プロジェクト。2024年のSeason6までに著名クリエイターから一般公募まで、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した47本の短編映画を劇場公開。全国の地域と連携して映画製作を通じた地域創生や人材育成に取り組んできたが、2025年以降は、米ハリウッドで開催されているグローバル・ステージ・ハリウッド映画祭とのクリエイター育成に関するコラボレーションを予定しており、日本のクリエイターを世界に紹介するプラットフォームとしても期待されている。
公開されたのは、加藤が監督を務め、Aぇ! groupの正門良規とW主演を務めた『SUNA』の予告編と場面写真。舞台は、砂によって窒息死するという奇妙な事件が多発する東海市。人の身体が砂に埋め尽くされるという死因に、刑事の狭山(加藤シゲアキ)と遠山(正門良規)は本当に人の仕業なのかと怪しむ。そんな中、遠山の家に砂が落ちている現象も発生。骸骨や炎に包まれる遠山など不穏な映像が畳み掛けられる中、「あいつら、俺の砂を盗んだんだよ」という謎の男の声が。場面写真では、暗闇をライトで照らすが狭山と遠山の2ショットが切り取られている。
また、5月4日・5日に「ミラーライアーフィルムズ東海市プレミア上映祭」が開催される。本上映祭では、愛知県東海市で撮影された加藤浩次監督作品『Victims』、加藤監督作品『SUNA』を含む全5作品が全国公開に先駆けて上映される。さらに、隈研吾建築都市設計事務所が設計した「東海市創造の杜交流館」のオープニングイベントとして、本作の舞台挨拶付き先行上映やワークショップなどのイベントも。詳細は3月上旬に発表される予定だ。
■公開情報
『MIRRORLIAR FILMS Season7』
5月、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で2週間限定上映
監督:加藤浩次、加藤シゲアキほか
製作:伊藤主税、阿部進之介、山田孝之、関根佑介、松田一輝
支援:東海市
プロデューサー:大橋和実、川原伸一、榊原有佑、下京慶子、三輪夕奈、西原一憲
制作:and pictures
配給:アップリンク
©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJEC