『逃走中 THE MOVIE』がもっと楽しくなる! メインキャスト陣に密着のコメンタリーレポ

『逃走中 THE MOVIE』コメンタリーレポート

 映画『逃走中 THE MOVIE』のBlu-ray&DVDが、1月8日に発売される。スペシャル・エディションの特典映像となるオーディオコメンタリー収録が行われ、JO1の川西拓実、木全翔也、金城碧海、FANTASTICSの佐藤大樹、中島颯太、瀬口黎弥が参加。ここでは収録のレポートと、直後に行ったインタビューをお届けする。

 2004年に放送が開始されたフジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』が初の実写映画化。ハンターから逃げた時間に応じて逃走者は賞金がもらえる一攫千金ゲームが何者かに乗っ取られ 、命賭けのゲームと化してしまう。

 物語の冒頭、ワイルドハンターにHIKAKINが消滅させられるシーンが映し出されると、「バーイ!」とHIKAKINおなじみのセリフを口にする川西に、中島が「うまいこと言うな」とツッコむなど、楽しげな雰囲気で収録はスタート。

 その後も、「拓実くんが短パン履いてる。こんなに膝小僧眺めることないよ」という金城の発言を発端に内輪ネタで盛り上がったり、顔の距離が近い撮影について「照れる? 照れない?」トークを繰り広げたり、6人は映像を見た感想や撮影時の気持ちを包み隠さず伝えていく。

 クランクインとなった陸上競技場の場面では、6人による円陣シーンが描かれているが、この掛け声はキャストたちで考えたものだそう。6人は感慨深げに映像を見つめ、「すごく映像がきれい」(川西)「懐かしいなぁ」(木全)「みんながこんがり焼けてるのもいいね」(佐藤)と思い思いにコメントした。

 映画では、言葉を喋らないカイ(川原瑛都)と陸(瀬口黎弥)との絆も大きなポイントに。カイの姉・マリ(田鍋梨々花)と“カイの過去”について話す場面では、「歩きながらセリフを言うシーンが難しい」と本音をこぼす瀬口。「しかも、(ロケ地だった)レインボーブリッジが思った以上に高いんですよ」と苦労を明かす。

 一方、東京ドームのシーンでは、ふだんは味わえない撮影に「楽しかった」と声を揃えるキャストたち。川西と佐藤がゴールに駆け込むシーンでは、川西が一足先にゴールイン。「同時にやろって言ったのにさ」とふてくされる佐藤に、川西は「勝ちたい欲が勝っちゃった」とおどけてみせた。

 物語終盤、FANTASTICSが歌う挿入歌「ブレイクライン」が流れると、「最近、走るときにずっと頭の中でこの曲が流れてるんですよ」と木全。「走るシーンなんてあるんだ」という中島に、「遅刻しそうなときとか、『駆けていけ~』って(笑)。速くなった気分になるんですよ、足が」と持論を展開した。

 ほかにもコメンタリーでは、撮影裏話をはじめ、「もし自分がデスゲームに参加したら?」「演じてみたい他のキャラクターは?」といった質問にも次々に回答。初めて明かされたエピソードに対する、キャストたちの素直な反応も必聴だ。

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