『ドラゴンボールDAIMA』ベジータ超サイヤ人3がアニメ初披露 神作画の変身シーンに

『ドラゴンボールDAIMA』ベジータ超サイヤ人3

 年内ラストの放送となる『ドラゴンボールDAIMA』第12話「ソコヂカラ」は、ドラゴンボールファンには嬉しいバトルシーンがこれでもかと詰め込まれた回となった。第12話のハイライトと言えるのが、ベジータとタマガミ・ナンバー・ツーの戦闘だ。これまでベジータは悟空の影に隠れてなかなか活躍するシーンがなかったが、ようやく日の目を見ることになった。

 魔界の慣れない空気と苦手な水中戦で、タマガミ・ナンバー・ツーに、思いのほか苦戦してしまうベジータ。だが、すぐさま超サイヤ人へと変身し、目まぐるしい攻撃でタマガミ・ナンバー・ツーを圧倒していく。すると、戦闘を見ていたネバが魔法のようなものを使って、タマガミ・ナンバー・ツーをパワーアップさせる。決して反旗を翻したわけではなく、圧倒するベジータに戦いをより楽しんでもらいたいという遊び心からだった。互角以上の戦いをしていたベジータだったが、力、スピードともに上がったタマガミ・ナンバー・ツーに水中戦に持ち込まれ、追い詰められてしまう。


 タマガミ・ナンバー・ツーの最後の一撃によって、海底へと沈んでいくベジータ。もう万事休すかと思われたが、パチリと目を開けた途端に、ベジータは一気に力を解放し、超サイヤ人3に変身する。ベジータはこれまでアニメシリーズでは、超サイヤ人3になるポテンシャルがあることは示唆されていたが、実際に変身することはなかった。もちろん、パワーバランスがフラットになった『ドラゴンボールDAIMA』だからこそ実現できたと言えるが、ここにきてベジータの超サイヤ人3がアニメで初お披露目されるとは思っていなかっただけに胸が熱くなった。驚いたのはベジータが変身をするシーンのアニメーションだ。ベジータを中心にして、周囲の海がうねりを上げるシーンはまさに“神作画”だった。

 超サイヤ人でも圧倒していただけに、超サイヤ人3となったベジータにとって、タマガミ・ナンバー・ツーを倒すことは容易だった。顔色一つ変えることなく打撃で追い詰め、最後にはギャリック砲でとどめを刺す。これにはタマガミ・ナンバー・ツーも降参せざるを得ない。紙芝居を使った問題になんとか正解したベジータたちは、見事2つ目のドラゴンボールを手に入れた。

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