木村慧人は6キロ増量、椿泰我は7キロ減量 肉体を作り込んで挑んだ『レッドブルー』を語る

木村慧人×椿泰我『レッドブルー』を語る

 MBS/TBSドラマイズム枠で放送中の『レッドブルー』より、木村慧人(FANTASTICS)と椿泰我(IMP.)のインタビューコメントが公開された。

 本作は、『少年サンデー』(小学館)にて連載中の波切敦による、総合格闘技(MMA)が題材の同名漫画を実写ドラマ化する青春スポーツドラマ。ドラマ『95』(テレビ東京系)のオープニング映像などを手がけた林隆行と『鉄オタ道子、2万キロ』(テレビ東京系)の古澤健が監督を務め、『ひねくれ女のボッチ飯』(テレビ東京系)などのたかせしゅうほうらが脚本を手がける。

 根暗な主人公・鈴木青葉を木村、青葉をシャークジムへ勧誘し、彼を陰ながら応援する岩瀬三之助をTHE RAMPAGEの長谷川慎が演じるほか、共演には椿、山下永玖(ONE N' ONLY)、大久保波留(DXTEEN)、武知海青(THE RAMPAGE)、大倉空人(原因は自分にある。)、須見和馬(DDT プロレスリング)、佐野岳、笠松将が名を連ねた。

 日陰者の道を歩んできた根暗な高校1年生・鈴木青葉(木村慧人)は、同じクラスの岩瀬三之助(長谷川慎)に“戦いごっこ”と称してたまにボコられつつも、満足な学校生活を送っていた。ある日、隣のクラスで格闘技界注目のスーパースター・赤沢拳心(椿泰我)に“戦いごっこ”から救われるが、ふと拳心から「お前、空っぽじゃん...」と言われてしまい、彼が許せず、拳心を「一発殴りたい」と宣言する。岩瀬三之助の紹介のもと、時和金成(佐野岳)が経営する今にも潰れそうなシャークジムに入門した青葉は、“MMA”こと総合格闘技の世界へ。師匠・雨地渉(笠松将)の指導のもと、最強の高校生格闘家を決める“MMA甲子園”の頂点を目指す。しかし、玉松光太(山下永玖)、羽鶴結雅(大久保波留)、鵺路雁丸(武知海青)、柊愛矛(大倉空人)、鉢屋守(須見和馬)など曲者揃いの選手が青葉を待ち受けていた。

 木村は拳心を演じる椿について、「初めてお会いしたときから明るくて、話しているとお互い笑顔になるような、ムードメーカー的存在だと思っています」と称賛。一方、椿は木村について、「ふだんの活動とはまったく違う一面だと思いますし、ミステリアスな表情と、試合シーンに入ったときのギャップもある。格闘シーンで寝技に入ったときとかの不穏な笑みは、この作品でしか見られない新たな一面だと思うので、そこに注目してほしいです」とその魅力を語った。

 2人は本作に参加する上で肉体を作り込んだ。6キロ増量した木村は、「意外とあっという間だったなって。それほど筋トレに夢中だったというのもありますし、頑張ってよかったなと思います」と苦しむことなく乗り越えた様子。一方、逆に7キロ減量した椿は、「体重を落とすことが目的というよりは、見た目と体脂肪率を落として筋トレをした結果、体重も落ちた、という感じで。これ以上痩せてしまうと、ちょっと弱々しく見えてしまう部分もあると思うので、この作品が終わるまではしっかりとキープしなければいけないなと」と明かした。

木村慧人(FANTASTICS)×椿泰我(IMP.)コメント

相手が演じる役の推しポイント

木村:僕が思う椿くん演じる拳心くんは、すごく明るくてクラスのムードメーカー的な存在。チャンピオンということで打撃センスもすごいし、一個一個のパンチの動きもカッコいいです。椿くんは役にぴったりで、初めてお会いしたときから明るくて、話しているとお互い笑顔になるような、ムードメーカー的存在だと思っています。格闘の稽古では「パンッ」とサンドバッグがいい音をしていて、すごかったです。

椿:ありがとうございます(笑)。木村くん演じる青葉の推しポイントは、ギャップだと思いますね。ふだんの活動とはまったく違う一面だと思いますし、ミステリアスな表情と、試合シーンに入ったときのギャップもある。格闘シーンで寝技に入ったときとかの不穏な笑みは、この作品でしか見られない新たな一面だと思うので、そこに注目してほしいです。あの顔がクセになって、「“ニヤッ”という表情をまた見たいな」と思ってもらえることを期待しています。

大変だったこと、注目してほしいところ

木村:今回は部位を集中的に鍛えました。格闘家は背中、肩、腕が大事だとMMA監修の岡見(勇信)さんがおっしゃっていたので、そこは結構鍛えてますね。それまでは週4回くらいジムに行って、“胸・肩の日”、“腕だけの日”……という感じでトレーニングをしています。週に“肩の日”を2回、“背中の日”を2回と回数を増やして、(脇下あたりの広背筋を指しながら)ここは強化しました。やる前とは張りが違うし、FANTASTICSのメンバーもそう言ってくれたのですごくうれしかったです。

椿:僕は格闘シーンがそんなにないんですけど、とにかく昨年のチャンピオンとしていないといけなくて。(青葉が)僕を追いかけるという軸があって、道場のポスターには等身大で写っているので、「写真で見てもしっかり伝わるように」とは考えていました。体を大きくするだけだと写真では見えにくい部分もあると思うので、腹筋とかをしっかり出せるように絞りながら、部位一つひとつをより意識してトレーニングするようにしました。

木村は6キロ増量、逆に椿は7キロ減量

木村:そうですよね。でも、顔とか見た目にはあまり出ていないんです。

椿:たしかに!

木村:6キロというと驚かれますが、意外とあっという間だったなって。それほど筋トレに夢中だったというのもありますし、頑張ってよかったなと思います。

椿:僕も、始めてみたらあっという間でした。体重を落とすことが目的というよりは、見た目と体脂肪率を落として筋トレをした結果、体重も落ちた、という感じで。これ以上痩せてしまうと、ちょっと弱々しく見えてしまう部分もあると思うので、この作品が終わるまではしっかりとキープしなければいけないなと。作品を通して「日によって体が違うな」というのは嫌なので、なかなかチートデイが作りにくいんです。なので、終わったらぜひご飯に行きたいですね。

木村:行きたい!

椿:今は、お互い誘いにくいんですよ。次の日も撮影があるし、格闘シーンなので常に「脱ぐよなぁ」って。なので、終わったらパーッと行きましょう!

繰り返し観てほしいシーン

木村:やっぱり学校のシーンですね。僕が「拳心くんを殴りたい」という気持ちになった理由もそこで分かりますし、MMAと出会うポイントでもあるので。だから、第1話はキー回です! ぜひ何度も見ていただいて、『レッドブルー』の沼にハマッてほしいです。

椿:拳心を殴ろうとしてきて、結果的に血だらけの顔になった青葉が、笑みを浮かべながら「やっぱり大嫌いだ」というシーンは、「『レッドブルー』が始まるな!」という感じがしますね。こんなにも(青葉と拳心の)性格が真逆なのか、という対比がグッと詰まっていて、MMAという本筋が始まる前に、まず人間性が出来上がっていく。「格闘ってこうやって撮るんだ」と僕たちが最初に感じたシーンでもあるので、何回も見てほしいです。

■放送情報
MBS/TBSドラマイズム『レッドブルー』
MBS:毎週火曜24:59~放送
TBS:毎週火曜25:28~放送
出演:木村慧人(FANTASTICS)、長谷川慎(THE RAMPAGE)、椿泰我(IMP.)、山下永玖(ONE N' ONLY)、大久保波留(DXTEEN)、武知海青(THE RAMPAGE)、大倉空人(原因は自分にある。)、須見和馬(DDT プロレスリング)、佐野岳、笠松将
原作:波切敦『レッドブルー』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
監督:林隆行、古澤健
アクション監督:田渕景也
MMA 監修:岡見勇信
脚本:たかせしゅうほう、木村暉、目黒啓太
主題歌:MA55IVE THE RAMPAGE「MY PRIDE」(rhythm zone)
制作プロダクション:C&I entertainment
製作:「レッドブルー」製作委員会・MBS
©「レッドブルー」製作委員会・MBS ©波切敦/小学館
公式サイト:https://www.mbs.jp/redblue/
公式X(旧Twitter):@dramaism_mbs
公式Instagram:dramaism_mbw
公式TikTok:@drama_mbs

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