『海に眠るダイヤモンド』杉咲花がかわいすぎる! いづみの正体判明も考察要素は多数
後半パートに入り、物語とともに盛り上がりも加速している日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)。進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)、賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)、そして鉄平(神木隆之介)と朝子(杉咲花)の幸せが咲き誇る中で、それらが彼らにとっての幸せの絶頂だったのではないかと思ってしまうような描写が第6話のラスト、つまりは次回放送の第7話では待ち受けている。
それが第1話からサブリミナル的にシーンをインサートすることで視聴者に予感めいたものを印象付けている、鉱山での坑内火災。現代でいづみ(宮本信子)が手にする鉄平(神木隆之介)の日記にも記されている端島最大の危機だ。この事件と直接関係があるかはまだ分からないが、第1話冒頭、朝靄の中で進む手漕ぎ船に乗ったリナが進平との間に生まれた赤ちゃんを抱いて端島から離れている姿からも、この幸せがそう長くは続かない運命の下にあると言える。
鉄平の日記に直接貼られていた“希望の種”。「今日はとても幸せな1日だった。」で始まるそのページには、賢将と百合子の結婚式で見た光景、進平とリナの子供の名前が「誠」であることが記されている。この「誠」が玲央(神木隆之介)の出生、つまりは玲央の父親なのではないかという考えも脳裏に浮かぶが、さらに日記を読み進めていくと鉄平の朝子への告白について触れられている。「焦って何を言ったか、あまり覚えていない。」と記憶が曖昧だったという鉄平の告白は、演じる神木隆之介と杉咲花のナチュラルな芝居が印象的なシーンだ。
五話の最後の振り向き朝子、めっちゃ可愛かった💎
— 野木亜紀子 (@nog_ak) November 27, 2024
特に杉咲は、頭をかく仕草や振り返り、照れ笑いなど、何気ない演技から朝子としての心情を分かりやすく伝えてきた。それは脚本の野木亜紀子がSNSで「五話の最後の振り向き朝子、めっちゃ可愛かった」とポストするほど。まさに新たな代表作になる予感がする朝子という役を、杉咲はあるがままの姿で演じている。