遠藤憲一、誰かと入れ替わるなら“あのちゃん” 急逝した西田敏行さんとの思い出もポツリ
10月22日に放送がスタートするテレビ朝日系のドラマ『民王R』の記者会見が行われ、主演の遠藤憲一、大橋和也、あの、山時聡真、山内圭哉、金田明夫が登壇した。
2015年に放送された池井戸潤原作×遠藤憲一・菅田将暉W主演の人気ドラマ『民王』がカムバック。前作では、現職総理大臣とおバカな息子の心と身体が入れ替わる物語だったが、今回の入れ替わり対象者は、なんと全国民! 引退間近に総理の打診をされた武藤泰山(遠藤憲一)が、毎話ごとに誰かとランダムに入れ替わり、大騒動が巻き起こる。
そんな特殊な役柄について、遠藤は「『今回はいろんな人間と入れ替わる』と聞いたとき、“面白れぇな”と思ったんですけど、思うのとやるのじゃ大違いで! 実際やり出したら四苦八苦しながら、いっぱいいっぱいになりながらやっています。60歳を過ぎてこういった役をいただくのは、滅多にあることじゃないので、感謝しながらやっているところです」と笑顔で語る。
一方、「プリン食べすぎてお尻プリンプリン! なにわ男子のリーダー大橋和也です!」とおなじみの自己紹介をしたのは、泰山の書生・田中丸一郎太を演じる大橋。一郎太は「無知で無垢」というキャラクターだが、ピュアさがあるので親しみやすいキャラクターだという。「皆さんと同じ目線に立つ役なので、僕を見て笑ってくれたり、(一郎太を通して)物語を分かってもらえたりしたら嬉しいです」と挨拶した。
また、現場の雰囲気について「クランクインは緊張していたんですけど、みなさん場(の空気)を作るのがすごくお上手で、僕が入ったときに、めちゃくちゃ喋りかけてくださいました。だから今、この現場に来るのがすっごく楽しくて、(キャストに)『会いたいな』っていう感情になっています」と想いを語った。
そんな大橋について遠藤は「とても優しい人です。自分が役でいっぱいいっぱいになっていると、さりげなく横に座ってきてくれて、足をポンと(叩いてくれる)。あと、朝は恒例で『エネルギーをくれる』ということで、ハグしてもらってエネルギーをいただいています」とエピソードを明かした。
あのが演じるのは、泰山の新たな公設第一秘書・冴島優佳。毒舌だが、心のなかにはアツいものがある役だそうで、「僕がすごく共感する『よくぞ言った』みたいな(台詞もある)。すごくパワーをもらえる役柄なので、毎日やりがいを感じています」と回顧。「現場は、(物語のセットとして)ほこりとか蜘蛛の巣がある場所なんですけど、それでもすっごい(キャスト間の)空気がいい」と笑いを誘った。
警視庁公安部所属の猫田マモルを演じるのは、山時聡真。猫田は「ウザいキャラクター」だと説明した山時は「『民王R』を皆さんに観ていただきたいので、こういった記者会見の場で、皆さんの心をキャッツ(キャッチ)できるように頑張りたいと思います」と猫好きの猫田にかけて、ドラマをPRした。