『虎に翼』“桂場”松山ケンイチの久し振りの“顔芸”に歓喜 航一には未だ隠された秘密も

『虎に翼』桂場の久し振りの“顔芸”に歓喜

 久藤と多岐川が去った後、寅子は桂場に「法とは何か?」についての考え方が変わったことを伝える。憲法が変わってもなお、現在も続く世の中の不平等。そんな現状を前にして寅子は「きれいなお水、水源は法律ではなくて、人権や人の尊厳なのではないかと」と考えを伝えた。桂場は寅子を軽くあしらってしいたが、寅子が部屋を後にしてからの表情はまんざらではなさそうだった。

 寅子が新たに任命されたのは東京地裁・民事第二十四部の裁判官。裁判長は最高裁判所家庭局時代の同僚・汐見(平埜生成)、判事補は漆間昭(井上拓哉)だった。汐見から香淑(ハ・ヨンス)が法律の勉強を再開していると聞き、寅子はうれしくなる。その帰り、久しぶりに竹もとを訪れると、梅子(平岩紙)は店主夫婦から店を継ぐための修行中だった。梅子がこしらえたあんこの味見をするのは、常連客でもある桂場だ。そこに航一が訪れ、寅子と付き合っていることを知った桂場は動揺する。豊かな表情を見せ、まさに松山ケンイチの“顔芸回”とも言える様相を見せた。

 日曜日、寅子と優未(毎田暖乃)は航一に招かれて星家を訪れた。航一の継母・星百合(余貴美子)、長男・星朋一(井上祐貴)、長女・星のどか(尾碕真花)と初対面を果たす。最初は温かく迎え入れられた寅子と優未だったが、三条の祭りの話をした途端、空気が一変する。何やら雲行きが怪しくなってきた。航一にはまだ寅子が知らない秘密が隠されていそうだ。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
総合:毎週月曜〜金曜8:00〜8:15、(再放送)毎週月曜〜金曜12:45〜13:00
BSプレミアム:毎週月曜〜金曜7:30〜7:45、(再放送)毎週土曜8:15〜9:30
BS4K:毎週月曜〜金曜7:30〜7:45、(再放送)毎週土曜10:15~11:30
出演:伊藤沙莉、岡田将生、森田望智、土居志央梨、平岩紙、戸塚純貴、平埜生成、井上拓哉、三山凌輝、毎田暖乃、青山凌大、今井悠貴、井上祐貴、尾碕真花、余貴美子、平田満、沢村一樹、滝藤賢一、松山ケンイチ
作:吉田恵里香
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか
写真提供=NHK

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