『虎に翼』“桂場”松山ケンイチの久し振りの“顔芸”に歓喜 航一には未だ隠された秘密も

『虎に翼』桂場の久し振りの“顔芸”に歓喜

 1955年の春。新年度から寅子(伊藤沙莉)は東京地裁に転勤、航一(岡田将生)も最高裁判所の調査官に任命され、東京に戻ることになった。『虎に翼』(NHK総合)第97話では、久しぶりに桂場(松山ケンイチ)、久藤(沢村一樹)、多岐川(滝藤賢一)らと再会する。

 東京に戻ってきたはいいものの、家では問題が山積み。寅子と花江(森田望智)は早くも頭を悩ませていた。ある朝、花江が口をすべらせてしまい、よね(土居志央梨)が弁護士になったことを知った寅子は、さっそくよねと轟(戸塚純貴)の事務所へと向かう。久しぶりの再会に驚くよねに対して、寅子は一目散に駆け寄り、「おめでとう」と祝福した。「自分を曲げず、何にも変えず、よねさんのままで。すごいわ」という寅子の言葉に、よねは表情ひとつ変えなかったが、どこか寅子の言葉を待っていたようにも見えた。

 轟が見せてくれた名刺には「山田轟法律事務所」の文字が書かれていた。どちらの名字を先にするかはじゃんけんで決めていたようだが、大事な場面で運に任せるというのが微笑ましい。寅子が去った後、轟はよねに向かって「よかったな、山田」と声をかける。きっと心のなかでは寅子の「おめでとう」という言葉が聞きたかったのかもしれない。

 その後、東京地裁の所長室に向かった寅子。そこでは桂場、久藤、多岐川という懐かしい面々が寅子を待っていた。桂場は東京地裁所長、久藤は司法研修所所長、多岐川は東京家裁所長にそれぞれ昇進。久藤の能天気な振る舞いがとても懐かしく、ついに東京に戻ってきたのだと実感させられる。

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