『無能の鷹』実写化は再現率120%!? 菜々緒×根本ノンジ×貴島彩理が生み出す笑いに期待

『無能の鷹』実写化は原作ファンも納得の配役

 菜々緒を主演に迎え、10月から放送がスタートすることが発表されたテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『無能の鷹』。

 本作は、女性コミック誌『Kiss』(講談社)にて連載中の、はんざき朝未による同名コミックの映像化で、ドラマ化発表前から原作ファンの間で「実写化するなら、主人公の鷹野ツメ子役は菜々緒で!」という声が上がっていたほど、菜々緒がキャスティングされることを期待していた人が多かったようだ。

 鷹野は、スマートな身のこなしに落ち着いた声で、自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞いという、どこから見ても“中堅エース級”の風格を備えている、超有能そうな見た目の女性。ところが、コピーはできないし、パソコンも起動できない。難しいことを考えると頭が痛くなるし、そもそも何が分からないのかも分からないくらい、想像を絶するレベルの“無能”なのだ。それなのに、鷹野は無能であることなど全然気にせず、清々しく生きている。

 そんな鷹野役にイメージがピッタリで、読者から期待された通りに抜擢された菜々緒は、「ダメな自分も認めてあげられるような、さわやかな無能さを皆さんに届けたい」と意欲を語っている。菜々緒は、『主に泣いてます』(2012年/フジテレビ系)でドラマ初主演を果たして以降、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(2017年)、『七人の秘書』(2020年/テレビ朝日系)、映画『ヲタクに恋は難しい』(2020年)など、数多くの作品に出演。近年は、『忍者に結婚は難しい』(2023年/フジテレビ系)や、映画『怪物の木こり』(2023年)などで活躍している。

 『無能の鷹』で演じる鷹野と同じく、完璧なキャリアウーマン役が似合いそうな菜々緒だが、『忍者に結婚は難しい』では表向きは薬剤師として暮らしながら、実は忍者という秘密を抱えるヒロインを演じたり、『ヲタクに恋は難しい』ではコスプレやBLをこよなく愛する“ヲタク”に扮したりと、ギャップのあるキャラクターを演じることも多い。本作で圧倒的無能なヒロインをどのように体現するのか、楽しみでたまらない。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる